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日本のウィメンズブランド初!アルマーニの支援を受けたデザイナー西崎暢氏に「MAC大賞」を授与

FASHION

2016年度もっとも活躍した卒業生に贈られる「MAC大賞(副賞:50万円)」が、2002年にファッションデザイン学科を卒業したファッションデザイナー・西崎暢氏に贈られました。「MAC大賞」とは、モード学園創立以来の卒業生で構成される卒業生会「MODE ACADEMY CLUB」が、その年度に最も活躍した卒業生を選んで授与する賞です。

『Ujoh(ウジョー)』デザイナーとして日本のウィメンズブランドで初めてアルマーニの支援を受けてミラノコレクションに参加した西崎氏も、学生時代に卒業式で表彰される先輩方を見て「MAC大賞」に憧れを抱いていた卒業生の1人です。自身の受賞を通して、今後も各方面からの注目に応えていきたいというブランドにかける熱い想いを語っていただきました。

アルマーニに認められたデザイナーの素顔

学生時代から交友関係が広く同級生はもちろんのこと、上級生にも可愛がっていただき共にファッションショーを企画するなどして学園生活を満喫していました。当時から好きなこと・面白いことを見つけては幅広く活動しており、その頃から続く好きなことに対する熱は今でも変わらずデザインに注ぎ込まれています。

モードの「縁」

ファッション業界は狭く、同じ学び舎、同じ教室、同じチームで学んだ友人が将来の仕事のパートナーになることがあります。今年の春から『Ujoh』で一緒に働いているスタッフはモード学園の同級生です。

彼には課題やコンテストの準備で何度も助けられたこともあり、卒業後もずっと繋がっている仲間の1人です。デザイナーは決して1人でできる仕事ではありません。
皆さんも共に学ぶ仲間を大切に、在学中に一生の友人を見つけてください。

“ファッションでやっていく覚悟”

デザイナーとは、偽りや誤魔化しがきかない自分をさらけ出す職業だと思います。個々のデザインには、良い面も悪い面も含めたつくり手の生き様がすべて表れてきます。これまでに幾度となくファッションに対する覚悟を自身に問い続けてきましたが、それでもファッションしかないと想い続けられています。

10年という節目

2018年に次の10年を迎えるにあたって『Ujoh』を名実共にインターナショナルブランドへと引き上げて行きたいです。
学生時代から抱いていた海外への夢に向け、デザイナーとしてのクリエイションだけでなく、経営者としてのビジネスにおいても成長していかなければならない時期だと感じています。国内での確固たる基盤をつくり、将来は、海外でのコレクションに名を連ねられるように躍進していきたいです。



『Ujoh』デザイナー 西崎 暢文氏

卒業後、ヨウジヤマモトに入社しパタンナーとして7年間勤務した後、2009年に独立し『Ujoh』を設立。2015年春夏の東京コレクションで「DHL デザイナーアワード」を受賞、またVOGUE ITALYが主催するスカウトコンテスト「Who is on next? Dubai」でファイナリストとして選出された。2016年秋冬には日本のウィメンズブランドとして初となるジョルジオ・アルマーニの支援を受け、2016-17年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークに初参加を果たす。
www.ujoh-amr.com