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独立以来、途切れることのないオファー
仕事ができる幸せを改めて実感

MAKE / HAIR

三栖 洋佑
ヘアメイクアーティスト

コロナ禍の中仕事への情熱が一段と高まって

「皆でアイディアを出し合いながらひとつの作品を生み出すことが、この仕事の醍醐味」

男女を問わず、多くのモデル、タレント、アーティストから指名され、活躍中の三栖洋佑氏。仕事をする上で最もこだわっているところは?と尋ねると、間髪を入れず「全部」と“快答” が返ってきた。

「どんな小さなことでも妥協しない。その上で、常に求められている以上のクリエイションを提供することを意識しています。毎回ハードルを越えていくような大変さはあるけれど、それがやりがいでもある。試行錯誤しながら納得のいく作品を創り上げたときの達成感はひとしおです」

ヘアメイクの仕事といえば、現場がメインである。ゆえに、コロナ禍の影響は少なくないはずだが、「一時は予定していた撮影やイベントが次々中止になり、不安にならなかったといえば嘘になります。けれども、緊急事態宣言の解除後、現場に戻れるようになって、仕事ができる幸せを改めて実感。より一層情熱を持って仕事に向き合うようになりました。これまで、そういったことを考える余裕がないままに突っ走ってきたので、立ち止まって一呼吸おけたことは、色々な意味で良かったな、と」と前向きだ。そして「ありがたいことに、独立以来オファーが途切れることなく今に至っていますが、ヘアメイクアーティストとして自分はまだまだと自覚しています。スキルアップはもちろん、もっと色々なものを見てセンスを磨き、成長していきたいです」と力強く語った。

※卒業生会報誌「MOGA PRESS」75号(2021年1月発刊)掲載記事

  

Profile

三栖 洋佑
ヘアメイクアーティスト

卒業後、「M・A・C」に入社。専属メイクアーティストとして経験を積む。2011年に同社を退社し、アシスタントを経て2014年に独立。魅力を際立たせるセンス、メイク技術に定評があり、ファッシ ョン雑誌、CM、東京ガールズコレクションや東京ランウェイといったファッションショー、アーティストPVなど、活動の場は多岐にわたる。