『産学直結ケーススタディ』

デンマークのファッションショーでモード学園生の作品が絶賛!2年連続で日本代表として参加!

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2月初めにデンマークのコペンハーゲンで行われた世界の学生作品のファッションショー、『IMAGINE TALENTS 2016(イマジンタレント2016)』。昨年に続き今年も日本代表としてモード学園から学生2名が参加し、作品を発表しました。1,500人以上のファッション業界関係者やデンマーク王室をはじめとするヨーロッパのセレブたちが集まった会場で、日本独自の発想と技術が高い評価を受けました。

世界の学生作品の競演『イマジンタレント2016』

世界トップレベルでファッションを学ぶ学生が、ファー素材を使った自由で新しい作品を発表するファッションショー。ファー素材において世界最大規模の取り扱いを誇る団体『コペンハーゲン・ファー』が主催、学生の選考を行っています。

今年その狭き門に合格したのは28人。日本、イギリス、フランス、中国、韓国、ロシア、カザフスタン、ギリシャ、デンマークの9ヵ国の学生が招待を受け、2016年秋冬作品を発表しました。日本代表として、モード学園 ファッションデザイン学科4年 呉中茹さんと、ファッションデザイン学科 高度専門士コース4年 岡村紗衣さんが参加しました。

発想力と独創的な技術が高評価!

ファッションデザイン学科 4年
呉 中茹

コンセプト:「闇を照らすランプ」
アイディアを考えたのは、世界的に様々な事件が起きた時期。暗い雰囲気の中にも必ず光はある、というメッセージを込めて、希望を表す黄色が闇と衝突するイメージを立体的に表現。ファー制作の本を熟読し、そこにない技術を自分で考案して作品づくりに挑みました。52のパーツでグラデーションを表現した紫の裏地など、『コペンハーゲン・ファー』指定のアトリエのプロのもと染色に1ヵ月、制作に4ヵ月をかけてこだわり抜いた作品。

美しいフォルムと日本の高度な染色技術に世界が注目!

ファッションデザイン学科
高度専門士コース

4年
岡村 紗衣

コンセプト:「幼虫」

小さい体ながら美しい色彩と独特のフォルムで自身の身を守り、厳しい自然界を生き抜く幼虫を、スポーティスタイルで表現。軽やかなオーガンジーに厚みのあるファーのパーツを縫いつけることで、ファーの立体感を強調しました。「蛍光黄緑」のファーはこれまでコペンハーデンではなかった色と現地で絶賛されたとのこと。「購入したい」との直接アプローチも受け、日本の染色技術の素晴らしさを世界に伝える作品となりました。

現地テレビ取材にも出演

呉さんと岡村さんは、「様々な国でファッションを学ぶ人たちから刺激を受け、『デザインは楽しくてたまらないもの』という思いがあらためて湧き上がってきました。全ての情報を公開しているデザイン研究所の視察や、現地テレビの取材といった貴重な経験をさせていただき、本当に感謝しています。この経験を、社会に出てデザイナーとして生かしていきたいです。」と語っていました。

左から、フランス、韓国、イギリスの学生作品。ヘア・メイクのモチーフは、学生の大胆で多様なクリエイティビティを強調する「Tribal Punk」。未来のデザイナーの斬新で意欲的な作品の数々に、客席からは惜しみない拍手が送られていました。