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卒業生・宮田久嗣氏が新オープン『東京ミッドタウン日比谷』の「Q LOUNGE」を設計!

INTERIOR

2018年3月29日に開業した『東京ミッドタウン日比谷』6階に、ビジネス連携拠点「BASE Q」(https://www.baseq.jp/)が開設されました。

『東京ミッドタウン日比谷』は、地上35階、地下4階、延床面積約189,000m²のオフィス・商業、ビジネス連携拠点などから構成される大規模複合施設です。
「BASE Q」は、主要なビジネス街の結節点であり、上質な芸術文化と豊かな緑に囲まれた日比谷エリアのポテンシャルを最大限に活かし、新産業創出を支援し、新たな価値の創出と社会課題の解決を目指す人々が集う交流拠点です。

そして、この拠点最大の目玉が、会員制のコミュニティスペース「Q LOUNGE」。まさに新産業創出の拠点ともいえる空間を、コクヨ株式会社でインテリアデザイナーを務める卒業生の宮田久嗣氏が設計しました。
ベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業担当者、クリエーターなど、新たな価値の創出と社会課題の解決を目指す人々が集う交流拠点として5月中旬から始動します。

宮田氏は「Q LOUNGE」について「ラウンジのデザインは、日比谷の歴史から導いたクラシックと、これから先のモダンを融合させ、表現しています。4つのエリアで構成されているこの空間は、奥に進むほどユーザー同士の距離が近づいていくレイアウトです。様々な“Q”uestionを抱えた人と人との出会い、会話、議論、共創というコミュニティーを形成する仕掛けにこだわり、ビジネスを生んでいくプロセスをデザインに落としこんでいます。」と話します。

また、宮田氏が手がけた「Q LOUNGE」を含む2つの空間設計は最大手業界誌のひとつ「商店建築」4月号(3/28発売)に同時掲載されました。1956年の創刊以来、日本の商空間・店舗デザインを国内外に発信し続けている専門誌への掲載というころからも業界からの注目度の高さが表れています。

「今や商業・住宅・オフィス空間のデザインに垣根がなくなってきています。そのような時代であることを最新の空間デザインで表現しております。」と語る宮田氏の活躍が今後も期待されます。

宮田 久嗣氏

卒業後、デザイン会社で有名アパレルのディスプレイや展示会のデザイン・バーの設計などを経験後、渡伊。インダストリアル・デザインを学ぶかたわら、欧州製ビンテージ・プロダクトのバイヤーを務める。帰国後はフィールドを広げ、建築・インテリア・プロダクト・グラフィックまでデザインに境界をつくらないスタンスでマルチに活躍中。2018年3月にグランドオープンした三井不動産(株)が開発した「東京ミッドタウン日比谷」6階 会員制コミュニティスペース「Q LOUNGE」のデザインを手がけた。