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卒業生による講義「ゲストスピーカー」実施 ~グラフィックデザイナー 近藤 翔一郎氏~

GRAPHIC

大阪モード学園では、現場で活躍する卒業生や、就職内定を早期に獲得した最高学年の先輩を「ゲストスピーカー」として招き、授業を行っています。

より身近な視点をもった先輩から、最新の業界動向や学生生活、作品づくりなど、就職活動に向けた話を聞くことで、近い将来をより明確にすることを目的としています。

希望者就職率100%を誇る大阪モード学園ならではの特別授業です。

今回は、現在フリーのグラフィックデザイナーとして活躍している近藤 翔一郎さんをお招きし、「デザイン業界で求められる人材」をテーマにお話いただきました。

近藤 翔一郎 氏2005年3月 大阪モード学園 グラフィックデザイン学科卒

卒業後デザイン事務所へ就職後、デザイナーを経てディレクターとして活躍。
その後、2012年に独立し、フリーのグラフィックデザイナーに。
現在は、グラフィックデザインにとどまらず、商品の什器デザインやイベントの企画等、様々な分野へ活躍の場を広げている。

デザイン業界で求められる人材の3つのポイント

近藤さんは、現場での企画からクライアントとのやり取り、制作物完成までの流れを自身の手がけてきた制作物を紹介しながら説明されました。多くの経験で学んだ、業界で必要とされる人材は、
<1>同時進行でいくつのも案件を管理する能力
<2>時間をかけずとも良いものをつくるセンスとスキル
<3>クライアントが何を希望しているかを上手に聞きだす能力
ことであるとし、「学生のうちに多くの人とコミュニケーションをとり、多くのチャレンジをし、レベルの高い制作物をつくることを常に意識してほしい」とアドバイスを送りました。


受講した学生からは、「会社に属することとフリーで活動することの違いを知ることができてよかった」、「学生時代から経験をしっかりと積まなければ、独立して成功するのも難しいと痛感した」、「90分では足りないくらいの貴重な話で、自分が頑張るべきことのイメージがわいた」などの感想が挙がりました。