藤本純一さんのブランド『KUGIRI』が初の百貨店ギャラリー貸切を実現!
卒業生 藤本純一さんが手がけるレザーグッズブランド『KUGIRI』が、横浜の京急百貨店のギャラリーを貸し切り。藤本さんを中心とするレザークリエイター集団「JAPAN レザー クリエイターズ」が各々のこだわりと個性が溢れる作品を出展。
一週間の展示期間中には、来場したお客様に熱心に自身の革製品の魅力を伝える藤本さんの姿がありました。
藤本さんに今回のイベントの感想や作品にかける想いを聞きました。
展示会「JAPAN レザー クリエイターズ とっておきの大人レザーアイテム」を開催して
全体のコンセプトは「レザーパレード」です。飾り付けはすべて革の端切れでつくり、5色のガーランドで居心地の良い空間を演出しました。
落ち着いた雰囲気は来場者に好評で、ひとり一人のお客様とじっくりコミュニケーションをとりながら、有意義な時間を過ごすことができました。
「継続は力なり」というモード学園での教えを日々痛感
私は普段、製作の様子を実演しながら自分の商品を紹介しています。特に革鞄については「シンプル・機能的・軽さ」をコンセプトとしているため、まずは触れていただくところからのスタートだからです。
ブランドを立ち上げた当初は委託販売が中心でしたが、お客様と積極的にコミュニケーションをとり、商品の魅了を知ってもらうことが大切なのだと気づいてから、現在のスタイルを続けています。
職人は口下手なイメージを持たれやすいですが、私は常にチャレンジし続ける立場であると認識し、お客様とのお話から多くのことを学ばせていただいています。
今後の目標
1人でも多くの方に『KUGIRI』を知ってもらうため、関西地区にも徐々に出展をしています。そのかいもあり、展示会のたびに遠方から足を運んでくださる方もいらっしゃいます。喜んで商品を手にして下さるお客様の笑顔が自分自身のモチベーションになっています。今後は海外のイベントにも積極的に参加し、1人でも多くの方にブランドを知ってもらえるよう頑張ります。
繊維・ファッションの大手業界紙の「繊研新聞」に掲載された取材記事。注目度の高さが伺えます。
※「繊研新聞」2017年12月22日付 https://senken.co.jp/