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ファッションデザイナーになるには?目指せる学校や資格・具体的なキャリアパスや向いてる人を紹介!

ファッションデザイナーになるには

ファッションデザイナーは、流行を生み出し、独自のスタイルを作り上げるクリエイティブな仕事です。

その華やかな世界に憧れる方は多いですが、実際にファッションデザイナーになるためには、どんな学校に通うべきか、必要な資格は何か、どんなキャリアパスを歩むべきか、そして自分が向いているかどうかなど、さまざまな疑問が浮かぶことでしょう。

この記事では、これらの疑問を解決し、ファッションデザイナーを目指すための具体的な方法や、進むべき道について詳しく解説します。あなたの夢を実現するために必要な情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ファッションデザイナーになる方法

ファッションデザイナーになる方法として、一般的に下記のような流れが考えられます。

ファッションデザイナーになる方法

アパレルショップへの就職は経験や学歴が求められないことが多く、早い段階で業界に足を踏み入れることができます。その後、経験を積んでアパレル企業への転職を目指すことも可能です。

また、高校卒業後に専門学校や大学でファッションや服飾に関する技術や知識を深め、アパレル企業に就職する道も一般的です。

デザイナーやスタイリストなど、専門的な職に就くためには、専門学校や大学で資格を取得し、業界経験豊富な講師から学ぶことが重要で、即戦力として活躍できる基盤が築けます。

ファッションデザイナーを目指せる学校の種類

専門学校

専門学校に進学するメリット・デメリット、どんな人におすすめかを紹介します。

メリット

服飾系の専門学校に通う最大のメリットは、実践的なスキルを短期間で身につけることができる点です。カリキュラムはデザインの基礎から応用技術まで幅広く、卒業後すぐに業界で活躍できる実力を養います。

また、業界との強いネットワークを持つ学校が多いため、インターンシップや就職支援が充実していることも大きな魅力です。

デメリット

専門学校のデメリットは、学費が高額になる場合があることです。特に私立学校の場合、学費が負担となることもあります。

また、2年〜4年制と期間が決まっているため、学べる内容が集中的で、専門的な内容に偏ることもあるでしょう。一般教養や他分野の知識は少ないため、将来のキャリアの幅を広げるのが難しいこともあります。

専門学校がおすすめなのはこんな人

専門学校は、ファッション業界で即戦力として活躍したいと考える人におすすめです。短期間で実践的なスキルを習得し、早期に業界デビューを果たしたい方に最適です。

また、特定の技術や知識を深め、ファッションデザイナーやパタンナーなど専門職を目指す人にも向いています。

大学

大学に進学するメリット・デメリット、どんな人におすすめかを紹介します。

メリット

大学で学ぶメリットは、ファッションやデザインの専門知識に加え、一般教養を学べることです。これにより、ファッション業界に限らず多様な業界での就職のチャンスが広がります。

さらに、大学卒の学歴は社会的な信用を得やすくなります。また、大学では、理論や研究も重視されるため、深い知識を身につけることができます。

デメリット

大学のデメリットは、専門技術の習得に時間がかかることです。ファッションデザインの実習や課題が専門学校に比べて少なく、技術面での即戦力となるまでに時間がかかる場合があります。

また、学費が高額で、専門学校よりも長期間通うため、費用面での負担が大きいことがデメリットとなります。

大学がおすすめなのはこんな人

大学は、ファッション業界だけでなく、より広い職業選択肢を考えている方におすすめです。一般教養や理論的な知識も重視し、他業界にも興味を持っている方には最適です。

将来的にファッションデザインだけでなく、マネジメントやプロデュース、または教育分野にも進みたいと考える方にも向いています。

通信制の学校

通信制の学校に進学するメリット・デメリット、どんな人におすすめかを紹介します。

メリット

通信制の学校は、通学の必要がなく、時間や場所にとらわれずに学べる点がメリットです。在宅で学べるため、働きながらスキルアップしたい方や、他の活動と並行して学びたい方に適しています。

また、学費が比較的抑えられるため、経済的に負担を少なくしながら学べるのも大きな利点です。

デメリット

通信制では、対面での指導が少なく、実技や実習の機会が限られるため、ファッションデザインの実践的な技術を身につけるには工夫が必要です。

オンラインや郵送での課題提出が中心となるため、独学で進める自律性が求められます。さらに、即戦力となるためのスキル習得には時間がかかる可能性もあります。

通信制の学校がおすすめなのはこんな人

通信制は、すでに基本的なデザイン技術や知識があり、さらに専門分野を深めたい方におすすめです。また、働きながらスキルを向上させたい方や、自由な時間で学習したい方にも向いています。

自己管理能力が高く、独学での学びを好む方に最適な選択肢です。

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ファッションデザイナー専門学校を選ぶ際のポイント

ファッションデザイナー専門学校には、学校ごとに異なる特徴があります。自分に合った専門学校を選ぶためには、以下のようなポイントを押さえておくことが大切です。

カリキュラムを確認する

ファッションデザイナーを目指す専門学校を選ぶ際、カリキュラムの内容は重要なポイントです。特に、自分が学びたい分野や技術がカバーされているかを確認することが大切です。

最新の設備や道具を使って実践的に学べる学校では、業界のトレンドに即した知識を得ることができます。また、就職を見据えた選択肢として、インターンシップやファッションイベントへの参加機会があるかどうかもカリキュラムをチェックしておきましょう。これらの経験は、実際の業界での役立つスキルやネットワークづくりに貢献します。

卒業生の就職実績を確認する

ファッションデザインの専門学校では、多くの卒業生がファッション業界で活躍しています。卒業生の就職実績を確認することで、自分の進むべきキャリアをより具体的にイメージできます。

学校によっては、特定の企業との強いコネクションがあり、求人情報やインターンシップの機会を提供している場合もあります。就職率や実績をチェックすることで、どれだけ就職サポートが充実しているかを見極める材料にもなります。

目指す業界や職種に合った実績を持つ学校を選ぶことは、将来のキャリアに向けての重要なステップとなります。

先生・講師の経歴を確認する

ファッションデザインの専門学校を選ぶ際には、担当する先生や講師の経歴も確認しておくことが重要です。

専門学校では、実際に業界で活躍してきた講師から、現場で求められる実践的なスキルや最新のトレンドを学ぶことができます。特に、現役のデザイナーやパタンナーから直接指導を受けることで、リアルな知識や経験を得ることが可能です。

また、有名な講師陣が在籍している学校もあり、そうした教育環境を選ぶことで、より深い理解と技術の習得が期待できます。自分のキャリアに合った専門性を学べるかを見極めるためにも、講師の経歴は大切なチェックポイントです。

学費や奨学金制度を確認する

ファッションデザインの専門学校に進学を検討する際、学費や必要な費用を事前に把握しておくことは非常に重要です。

専門学校は、短期間で高度な技術や知識を習得するため、学費が高額になりがちです。授業料の他にも、入学金、教材費、各種コンテスト参加費などが別途かかる場合があるため、詳細を確認することが必要です。

また、学費の負担を軽減するために、奨学金や支援制度を提供している学校もあります。自身が利用可能な奨学金や、支援制度の条件についても、事前に調べておくと安心です。学費と制度の確認をしっかり行うことで、進学後の経済的な不安を減らすことができます。

ファッションデザイナー専門学校の学費

専門学校に通う際に気になる学費について、ここではモード学園を例にして、各コースごとの目安学費をご紹介します。2025年4月または10月に入学した場合の1年目に必要な学費を中心に説明していますので、興味のあるコースを参考にしてください。

なお、学費には、年間学費のほかに、入学金30万円、教材費31,500〜99,500円(2024年度実績)、月額教材実費2,000〜8,000円程度が必要となります。また、2年目以降は前年度の学費に50,000〜80,000円(学科による異なります)を加算した金額が必要です。卒業年次には、卒業生会費と卒業アルバム代23,500円(2024年度実績)が別途かかりますので、予めご確認ください。

4年制一貫コース

ファッションデザイン学科 高度専門士コース:1,223,000円

ファッションビジネス学科 高度専門士コース:1,223,000円

3年制一貫コース

インテリア学科:1,223,000円

グラフィック学科:1,223,000

専門コース

ファッションデザイン学科:1,223,000円

ファッションテクノロジー学科:1,223,000円

ファッションビジネス学科:1,223,000円

スタイリスト学科:1,223,000円

ファッションデザイナー専門学校の基本設備

ファッションデザイナーを目指す専門学校では、実践的な技術を習得できるよう、さまざまな基本設備が整っています。

具体的には、業界で使用される工業用ミシンやアイロン、裁断台などの縫製機器を活用して、現場で必要なスキルを身につけることができます。

さらに、パターンメイキング用の専用作業スペースや、デザインの立体構成を練習できるトルソー(ドレーピング用ボディ)なども完備されています。これらの設備を活用することで、学生はリアルな業務環境を再現し、実践力を養うことができます。

ファッションデザイナーが活躍できる分野

ファッションデザイナーは、幅広い分野で活躍できます。ここでは、その一例をご紹介します。

アパレルメーカー

アパレルメーカーは、服飾(衣服・⾐服の装飾品)の企画から製造を行う企業です。

アパレルメーカーのファッションデザイナーは、各企業・ブランドのコンセプトやテーマに合わせてデザインを制作します。

タイアップブランドデザイナー

芸能人やインフルエンサーなどがファッションブランドとコラボレーションしたり、自身のブランドをプロデュースしたりといった場合に、タイアップブランドデザイナーがファッションデザインを担当します。

タレントの意図を汲みながら、デザインを制作するのが主な仕事です。

自社ブランド

自社ブランドを立ち上げ、自身がデザインした服飾を販売するファッションデザイナーもいます。

従来は実店舗がないと販売が難しかったのが、近年ではネットでも販売できるようになり、手軽に自社ブランドの立ち上げや販売が可能になりました。

オートクチュールのデザイナー

最近では需要が減少しているものの、オートクチュールのデザイナーとして活躍することもできます。

オートクチュールの専門店やブランドで、オーダーメイドの服飾をデザインします。

ファッションデザイナーのやりがい

自分の手がけたデザインが商品化され、お客様が着て喜んでいる姿を見られるのは、ファッションデザイナーの大きなやりがいといえます。

また、ファッションデザイナーはファッション業界の中でも花形で、多くの人が憧れる職業です。自身の夢を叶え、ファッションデザイナーとして活躍できること自体にやりがいを感じる人も多いです。

ファッションデザイナーになるためには

ファッションデザイナーの女性

続いて、ファッションデザイナーになるための主なルートについて解説します。

服飾系の専門学校に通う

服飾系の専門学校に通う人たち

服飾系の専門学校を卒業し、アパレルメーカーなどに就職するのが、ファッションデザイナーになるための最も一般的なルートです。

服飾系の専門学校出身の有名デザイナーも、数多くいます。

服飾の専門学校とは

服飾の専門学校は、ファッションデザインや製作技術を学ぶ学校で、実践的な技術習得が可能です。デザインから縫製、パターン作成まで幅広い分野をカバーし、職業実践専門課程として即戦力となる人材を育成します。

文部科学省が定める「職業実践専門課程」は、実務に直結した専門的な教育を提供する学科で、業界ニーズに対応した技術や知識を養います。この課程を修了することで、即戦力として活躍することができます。

なお、モード学園は、この職業実践専門課程の認定校であり、業界とのつながりを活かした実践的な教育を行っています。

参照:「職業実践専門課程」について|文部科学省

アパレルメーカーに就職する

アパレルメーカーの人

専門学校の卒業後は、アパレルメーカーに就職するのが一般的です。

最初はアシスタントからキャリアをスタートさせ、ファッションデザイナーに必要な知識と経験を身に付けます。

実力が認められたら、一人前のファッションデザイナーとして活躍できるようになるでしょう。

通信講座を受ける

通信講座を受ける人

専門学校に通う以外に、通信教育で勉強する方法があります。

在宅でファッションデザイナーの勉強ができるため、仕事や家事・育児に忙しい人でも両立しながら学ぶことができます。

ただし、専門学校に比べると実習など実践的な学習の機会が少ないのがデメリットです。

デザイナーに弟子入りして修行する

ファッションデザイナーと弟子

尊敬するファッションデザイナーに弟子入りをし、アシスタント業務を通してファッションデザインの勉強をする方法もあります。

ただし、弟子入りする方法はあまり一般的でなく、それなりの実力がないと難しい場合も多いため、ハードルが高い方法といえます。

専門学校卒業後の主な進路

専門学校卒業後、ファッション業界での進路はさまざまです。多くの卒業生はアパレル企業に就職し、デザイナー、パタンナー、縫製職人、販売スタッフなどの職種に進みます。また、スタイリストやファッションアドバイザーとして活躍するケースも増えています。

最近では、ITとファッションを融合させた企業も増え、ECサイト運営やオンラインショップの運営に関わる職業に就く方も多く見られます。さらに、業界経験を積んだ後、自分のブランドを立ち上げるなど、独立して成功を収める卒業生も少なくありません。

下記は、モード学園の学生の内定先の一例です。

  • A.P.C.Japan
  • DoverStreetMarketJapan
  • GORI’Z
  • IDEAL
  • ITXジャパン
  • JINGXIANG.BAOJUN
  • The Treat Dressing
  • TSI上野商会事業部
  • アダストリア
  • インターキューブ

専門学校卒業の著名なデザイナー例

専門学校で培った技術と独自の感性を武器に、ファッション業界で大きな成功を収めた日本のデザイナーは少なくありません。高い専門的な知識を持ち、業界で高く評価されている専門学校卒の方の例を紹介します。

  • 津森千里
  • 皆川明
  • コシノヒロコ
  • 横澤琴葉
  • 吉田康子
  • 富塚尚樹
  • 安藤慶次
  • 北村元統
  • 小西翔
  • 田中文江

ファッションデザイナーに向いている人

ここでは、ファッションデザイナーに向いている人についてご紹介します。

自身の適性について、ぜひ確認してみてください。

ファッションが好きな人

ファッションデザイナーになるには、ファッション好きであることが必須です。

ファッションデザイナーの仕事では、ファッショントレンドの分析や、こだわりを持ってデザイン制作をすることがとても重要です。

そのため、ファッショントレンドに敏感な人、コーディネートやブランドにこだわりのある人はファッションデザイナーの適性があるといえます。

手先が器用な人

ファッションデザイナーの主な仕事は、ファッションデザインの考案をデザイン画に描き起こすことです。

また、時には自らサンプルなどの縫製を行うこともあります。

このように細かい作業が求められる場面が多くあるため、ファッションデザイナーには手先が器用な人が向いています

トレンドに敏感な人

ファッションデザインを考案するためには、トレンドの把握が欠かせません。

日頃からトレンドに敏感で情報を収集している人は、その知識をファッションデザイナーの仕事に活かすことができるでしょう。

想像力が優れている人

ファッションデザインはトレンドを意識して考案されますが、新たなトレンドを生み出すために考案されるものでもあります。

ファッションデザイナーはトレンドを見越してデザインを制作する必要があるため、これから何が流行するのか先読みする力も求められます。

誰よりも早く流行を察知でき、想像力の優れている人は、ファッションデザイナーに向いています。

人と関わるのが好きな人

服作りには、ファッションデザイナーも含めさまざまな職種が携わっています。

他職種と相談したり、自分の意見を明確に伝えたり、関わり合いながら服作りを進めていくため、人との関わりが好きな人が求められます。

たくさんの人に喜んでほしい人

たくさんの人を喜ばせたいという思いがある人にとって、ファッションデザイナーは天職といえるでしょう。

すでに説明したとおり、ファッションデザイナーは自身のデザインしたファッションで多くの人々を喜ばせることができる、やりがいの大きい仕事です。

働きながら専門学校に通ってファッションデザイナーは目指せるか?

働きながら専門学校に通い、ファッションデザイナーを目指すことは十分可能です。

最近では、夜間や週末に授業を提供している専門学校も増えており、フルタイムで働きながら学ぶスタイルを選ぶことができます。

また、オンライン学習を取り入れている学校もあるため、時間と場所に縛られず学習を進めることができます。

実務経験を積みながら、業界で必要とされるスキルを実践的に学べるため、卒業後には即戦力として活躍できるチャンスも広がります。計画的に学業と仕事を両立させることで、着実にファッションデザイナーとしての道を切り開くことができるでしょう。

ファッションデザイナーに関する資格

デザインについて考える人

ファッションデザイナーになるために必要な資格はありませんが、関連する資格を取得すると、高いスキルを示すことができます。

ファッションデザイナー

日本デザインプランナー協会の認定資格です。

ファッションの名称のほか、機能面やデザインに関する知識を問われ、取得するとファッションに関する知識やデザインスキルを証明できます。

洋裁技術認定試験

一般財団法人日本ファッション教育振興協会による資格です。

洋裁技術に関する知識や技術のレベルを測ります。

協会が認定する学校の学生が対象です。

ファッション色彩能力検定

一般財団法人日本ファッション教育振興協会が主催する、ファッションの色彩知識に関する検定です。

1〜3級に分かれ、服飾の専門学校・大学の学生は2級、実務で活かすには1級の取得をおすすめします。

服飾士

日本インストラクター技術協会が主催する資格です。

ファッションデザインに加え、着こなし方についての知識を持っていることを証明します。

ファッションデザイナーはもちろん、スタイリストにもおすすめです。

色彩検定

色の基礎や配色の理論、専門分野における活用方法を学ぶ検定です。

ファッション業界に限らずさまざまな業界で活かせる、知名度の高い資格です。

パターンメイキング技術検定

一般財団法人日本ファッション教育振興協会による資格です。

パターンメイキングに関する筆記・実技試験があり、パタンナーの他ファッションデザイナーにも取得が推奨されています。

ファッションビジネス能力検定

一般財団法人日本ファッション教育振興協会の認定資格です。

企画・生産・流通まで、ファッションビジネスにおける業務に必要な知識と技術の習得を目的としています。

ファッションデザイナーに必要な道具

最後に、ファッションデザイナーの仕事に必要な3つの道具について解説します。

デザイン画用具

デザイン画用具

デザイン画の制作では、鉛筆など身近な筆記用具を使用します。

その他、木炭や、ぼかし表現のための擦筆(さっぴつ)という特殊な道具も使います。これらはデッサンの際によく使われる道具です。

定規類もファッションデザイナーにとっては重要な道具で、角度のさまざまな三角定規、カーブを描くための定規など、さまざまな種類を常備しています。

色鉛筆や絵の具類

色鉛筆や絵の具類

ファッションの豊かな色彩を表現するために、色鉛筆や絵の具などが使われます。

特に透明水彩は、色を重ねる、にじませる、さまざまな質感を表現する、下絵を活かすなどさまざまなメリットがあり、デザイン画では比較的メジャーな画材です。

タイプ用紙やトレーシングペーパー

デザイン画を描いたメモ帳

デザイン画に使用される用紙は、ファッションデザイナーの好みによって異なりますが、一例として、タイプ用紙やトレーシングペーパーなどが挙げられます。

タイプ用紙やトレーシングペーパーは透けているため、例えばラフスケッチをこれらの用紙に描き、他の用紙に転写して清書するといった使い方も可能です。

ファッションデザイン教育を行う各種学校に準ずる教育機関への留学生受入れ制度

日本の服飾・ファッション専門学校は、外国人留学生を受け入れるための制度を設けており、経済産業省を中心に法務省や文部科学省などの関係機関と連携し、平成19年度から開始されました。

外国人学生を「留学生」として受け入れることができる枠組みは、ファッションデザイン教育機関が経済産業省の定めた基準を満たす場合、外国人留学生の受け入れが可能となります。

これにより、留学生はファッションデザインの高度な技術や知識を習得する機会を得ることができます。また、一定の専門的な技術を修得した留学生は、卒業後に「専攻科」を修了すると、就労ビザへの変更申請を行うことも可能となり、日本での就職の道も開かれます。

この制度を利用することで、留学生は日本のファッション業界における実務経験を積むことができ、さらに進んだキャリアを目指すことができます。

参照:ファッションデザイン教育を行う各種学校に準ずる教育機関への留学生受入れ制度|経済産業省

まとめ

ファッションデザイナーになるには、服飾系の専門学校に通うのが一般的です。

服飾系の専門学校では、ファッションデザイナーになるために必要なデザイン画の描き方をはじめ、服作りの工程を一通り学ぶことができます。今回ご紹介したような資格を取得できる専門学校もあります。

ファッションデザイナーを目指す人は、服飾系の専門学校を検討してみてはいかがでしょうか。

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