モード学園では、即戦力となるプロを育成する専門学校として、学生ひとり1人がプロの現場で活躍できるように、企業や機関、クリエイターらと連携した多彩な産学連携プロジェクトを手掛けています。

９月より始動した本プロジェクトでは、グラフィック学科の学生19名が5チームに別れ、「一建設の新卒採用」をテーマに各種広告のクリエイティブデザインを制作しました。11月24日の最終発表会では、各チームのプレゼンテーションが行われ、一建設と大阪モード学園による審査により、最優秀賞と優秀賞が決定しました。受賞したチームの作品は、一建設の新卒採用サイトなどで使用される予定です。

【受賞チームのコメント】

最優秀賞：チームE（熊倉 愛乃・水口 妃奈・江 采妍・入海 拳）

今回の提案では、関西弁を使った親しみやすさと採用広告らしくない広告という2点にこだわりました。“はじめまして自分”というキャッチコピーは、新しい自分との出会いをコンセプトにしています。自分と新しい自分が握手をしているイラストをどう表現するかという点に力を入れて作成しました。また、学生に依頼しているということも考えて、普通は提案しない真黒なデザインの広告も提案しました。今回のような緊張感のあるなかでプレゼンしたことは、初めてで悔しい点も多くあったので、社会に出た際には、今回のことを思い出してより良いものをつくれたらいいなと思います。

優秀賞：チームD（渡邊 陽介・藤本 美優・調 智德・中村 夏）

今回提案した企画は、一建設さんが求める人物像のひとつである“まじめ”という部分と内定承諾率が低下している点に焦点をあてて考えました。プレゼンのなかで意識したことは、チームの皆で考えた広告のデザインを「実際に世の中で展開した時にどうやったら効果的に訴求できるか」を審査員の方がイメージしやすいように伝えたことです。今回のコンテストを通して、限られたスケジュールのなかで企画を考えて、多くの人に共感を得られる説得力のあるプレゼンテーションの仕方などを学ぶことができたので、今後に活かしたいです。