建築物の空間を総合的にデザインするインテリアデザイナー。高い専門知識とセンスが求められる大変な仕事ですが、そんななかでもやりがいが大きい仕事でもあります。
この記事では、インテリアデザイナーのやりがいについてまとめました。また、実際に大変なことや、インテリアデザイナーに向いている人の特徴についても説明しています。
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インテリアデザイナーとは
インテリアデザイナーとは、室内空間を総合的に企画設計していく仕事です。一般住宅はもちろん、オフィスや飲食店、病院、美術館などの公共施設まで、あらゆる建築物のデザインをおこないます。デザインには内装から携わり、家具や照明器具までこだわって配置していきます。
空間の企画設計だけにとどまらず、室内に配置する家具やインテリア雑貨などのデザインまで手がける場合も。その空間をデザインするために必要な要素のすべてを作り出すのが、インテリアデザイナーです。
インテリアデザイナーのやりがい

アイデアを具現化できる
インテリアデザイナーは、クライアントの要望と自身のアイデア、そして実現可能な範囲であることをすべて加味して、インテリアという三次元にアイデアを具現化していきます。
形として存在していなかったイメージを目に見える形にできることは、インテリアデザイナーという「一クリエイター」として大きなやりがいを感じるでしょう。
プロジェクトを通じて多くの人と関われる
インテリアデザイナーは、ひとつのプロジェクトを多くの人と力を合わせて進めていきます。デザイン構想は一人で進められますが、その構想を作り出すには、建築物そのものを設計する建築士や設計士、実際に作業を進める現場の監督や大工、家具やインテリア雑貨の取引先担当者など、少なくとも十数人、規模が大きければ数百人と関わることがあるでしょう。
そのプロジェクトで培った信頼関係がまた別のプロジェクトにつながったり、意外なところで助けられたりと、やりがいや人の温かみに触れる機会が増えるでしょう。
プロジェクトをやり遂げると達成感がある
プロジェクトを進めていると、クライアントの要望が変わりデザインの変更が発生する、どうしてもやりたいデザインが施工上の問題でできない、納品が遅れ全体スケジュールが後ろ倒しになるなど、思いもよらない問題が起きてしまいがちです。
これらの問題を乗り越え、すべての工程を終えたあとの達成感は何物にも変え難いでしょう。
クライアントに感謝してもらえる
インテリアデザイナーが作り出した空間は、クライアントが日常を過ごしたり、仕事をしたりと、毎日目にする空間になります。クライアントの要望を汲み、さらにインテリアデザイナーとして+αのアイデアを提案しながら実現した空間は、クライアントにとっても唯一無二となります。感謝の言葉をクライアントかけられたとき、このプロジェクトに向き合ってきてよかったと思える瞬間になるでしょう。
作品を客観的に評価してもらえる
ホテルや公共施設などの大規模な建築物では、多くのインテリアデザインからコンペ式で選ばれることがあります。大きな案件をつかめば、自身のインテリアデザイナーとしてのキャリアにもつながるため、なんとしてもつかみ取りたいという人が多く、かなり競争率が高くなります。
そんな中、クライアントのブランディングを活かしたコンセプトを考えたり、実際にプレゼンをしたりというステップを経てコンペに勝てば、ようやく採用です。
コンペでの選考中はもちろん、自身のデザインが実際に採用され建築物に訪れた人々からも客観的な評価を得られるよいきっかけになります。内装やインテリアが注目されて客足が増えることもあり、インテリアデザイナー冥利に尽きるといっても過言ではありません。
活躍の場を広げるチャンスがある
数々の案件をこなし、実績が増えてくるとクライアントの規模もどんどん大きくなってくるでしょう。テレビや雑誌などのメディア露出は特に、名が知れ渡るきっかけになりやすいです。
インテリアデザイナーは世界的に活躍している人も多く、国内で注目されれば世界での活躍も夢ではありません。
インテリアデザイナーの大変なこと
やりがいの多いインテリアデザイナーですが、もちろん仕事として大変なこともあります。
締め切りに追われる
インテリアデザイナーは、多くの人や取引先と連携してプロジェクトを進めていきます。各所とスムーズに連携するためにもデザインを仕上げるまでの納期が定められており、複数の案件を抱えていると納期に追われがちです。全体的な業務量が多く、余裕がなくなることもしばしばあります。
体力を要する業務が多い
デザイナーというとデスクワークをイメージしがちですが、現場の作業手伝いや内装材の買い付けなど、意外と体力が必要です。また、休みが取りづらいため、歳を重ねるにつれて体力の限界を感じる人も少なくないようです。
インテリアデザイナーに向いている人の特徴

やりがいと大変なこと、どちらも知ったうえで、どのような人がインテリアデザイナーに向いているのでしょうか。
インテリアが好き
インテリアデザイナーに依頼をするクライアントは、もちろんインテリアにこだわりのある人ばかり。相手の立場になってインテリアデザインを提案するには、やはり自分がインテリアが好きであることや興味を持っていることが大切になってきます。
インテリアが好きだからこそ提案できることや、クライアントとわかち合える気持ちがあるでしょう。
コミュニケーションを取ることが好き
インテリアデザイナーはプロジェクトを進めるなかで多くの人と関わることになります。そのなかで各所の意見を取りまとめたり、時には交渉したりと、さまざまなコミュニケーション術が必要になってくるでしょう。
好きとまでは言わずとも、コミュニケーションを取ることが“苦ではない”という人に、インテリアデザイナーは向いています。
デザインを考えることが得意
インテリアデザイナーの主となる業務は、デザイン構築です。0から1を作り出すことが得意な人が何よりインテリアデザイナー向きでしょう。
客観的に評価されることが苦でない
案件として、飲食店や病院、オフィス、美術館などの公共施設のインテリアデザインを手がけることもあるでしょう。多くの人が訪れる場であればあるほど、内装に対する客観的な評価を耳にする機会も増えることなります。
なかには厳しい意見もあるため、そのような評価も冷静に受け止め、次回への反省としてポジティブに消化できればインテリアデザイナーを長く続けられるでしょう。
体力がある
前述したとおり、現場への顔出しや材料の買い出しがあったり、納期に追われて十分に休息が取れないタイミングがあったりと、インテリアデザイナーは意外と体力勝負の仕事になります。
タフで体力に自信のある人ほど、インテリデザイナーに向いているかもしれません。
まとめ
0から1を作り出すインテリアデザイナーというクリエイティブな仕事のなかで、大変なことも数えきれないほどあるでしょう。しかし、自分が手がけたデザインが形になったときはやはり、何物にも変え難いやりがいを感じられるはずです。
人の心を動かすインテリアデザイナーを、ぜひ目指してみてください。
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