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雑貨デザイナーになるには?イラスト好き必見!仕事内容から専門学校で学ぶメリット、必要なスキルまで徹底解説

雑貨デザイナーは、日々の生活を彩る雑貨をデザインし、形にする仕事を担います。デザインだけでなく企画や製造工程にも携わる職種であり、想像力や表現力はもちろん、専門的スキルの習得が必須です。

本記事では、雑貨デザイナーについて詳しく解説します。雑貨のデザインや商品づくりに携わりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

雑貨デザイナーの仕事とは?

雑貨デザインをする女性

雑貨デザイナーの仕事では、デザインを考えるのはもちろん、広い視点で商品を生み出す力が求められます。

生活を彩る多様な雑貨のデザイン

雑貨デザイナーは、日常を彩る多岐にわたる生活雑貨を総合的にデザインする職業です。例えば、家のなかに飾るインテリア雑貨や日々の料理に使うキッチン用品、オフィスや学校で活躍する文房具などのデザイン制作が代表的です。

関連記事:グラフィックデザインとは?種類やデザイナーの年収、将来性などを解説

デザインだけでなく企画から関わるトータルな役割

雑貨デザイナーの役割は、所属する企業の規模により異なります。デザインに専念する場合もあれば、以下のような製造工程全体の管理に関わる場合もあるでしょう。

  • 商品の企画
  • 製図
  • 仕様書の作成
  • サンプルの製作
  • 製造 など

デザインスキルに加えて、企画力やプロジェクト管理能力といったトータルな視点が求められます。

機能性、安全性、コストなど考慮すべき多角的な視点

雑貨デザイナーの仕事では、デザイン性だけでなく、安全性や機能性、コスト面などを多角的に考慮する視点が必要です。消費者に長く愛用される商品を生み出し、かつ企業として利益を出すためには、論理的な思考力やビジネス的な感覚も重要といえるでしょう。

誰もが使いやすいユニバーサルデザインの採用

ユニバーサルデザインとは、年齢や人種、性別などの違いに関係なく、多くの人が利用しやすい環境をデザインすることです。雑貨デザインでは、特定のユーザー層に偏らず、快適な使い心地を実現できるかが大切です。

参照:バリアフリーとユニバーサルデザイン|総務省

雑貨デザイナーの具体的な仕事の流れ

PC操作をする手元

雑貨デザイナーは、商品が完成するまでのあらゆる工程に関与します。ここでは、具体的な仕事の流れを見ていきましょう。

商品の企画

企画は、クライアントや企画部との打ち合わせを通じて、商品のコンセプトを明確化する大切な工程です。雑貨の用途やターゲット層、ビジュアルイメージなどの情報をもとに、方向性を決定していきます。

場合によっては、デザイナーがアイデアの提案やアドバイスをおこないます。

店舗や市場での類似商品リサーチ

市場調査は、類似商品を把握し消費者が求めているニーズを探るために欠かせない工程です。実店舗に足を運ぶほか、インターネットや専門誌を活用して、価格帯やパッケージなどを多角的に調査し、差別化のポイントを探ります。

ラフスケッチからデザイン画作成

企画の打ち合わせやリサーチの次におこなうのは、デザインのイメージを固めていく作業です。ラフスケッチでデザインイメージを作り、企画担当者からの修正やリクエストを反映させます。

方向性の決定後、Photoshop®やIllustrator®などのグラフィックデザインソフトで完成図を作成します。

プレゼンテーション

プレゼンテーションは、商品の機能性や特長を決定権を持つ上司にアピールし、承諾を得るための大切な工程です。

了承を得たあとは、発泡スチロール模型や3次元で視覚化できるCADソフトを用いて3Dデザインの作成をし、商品の詳細を立体的に表現します。

設計図・仕様書の作成と試作品の品質管理

最終段階として、工場へ発注するための設計図や仕様書を作成します。また、工場からサンプルが上がってきた際には、仕様書どおりに仕上がっているかの確認作業が欠かせません。

関連記事:グラフィックデザイナーになるには?目指せる学校や資格・仕事内容や資格、目指し方を解説 

雑貨デザイナーに求められるスキル

PCをのぞき込みながら会話する女性二人

雑貨デザイナーとして活躍するには、デザインに関する専門的スキルが求められます。

創造性を支える美的センスと分析力

雑貨デザイナーには、美的センスに加え、最新のトレンドや市場動向を見極める分析力が必要です。クライアントの要望に応えつつ、消費者に響く商品を開発するために欠かせない能力といえるでしょう。

デッサン・イラストレーションなどイメージを具現化する表現力

デザインはまず、ラフスケッチでアイデアを可視化することから始まります。そのため、イメージをすぐに絵で表せる能力が必要とされます。

デッサンが得意で高い表現力を持つデザイナーは、商品を具現化するために欠かせない存在となるでしょう。

素材、コスト、生産ノウハウに関する専門知識

雑貨デザイナーには、商品や素材の特性・生産のノウハウ・原価計算など、デザイン以外の知識や技術が求められることもあります。素材や費用面の専門知識は、設計ミスやコスト超過を防ぐための大切な要素といえるでしょう。

専門ツール(グラフィックソフト/CAD)の習得

Illustrator®やPhotoshop®でのデザイン画作成や、CADでの3次元設計ができると、高度なスキルを習得しているデザイナーとして重宝されます。仕事の幅が広がりやすく、将来性の高いデザイナーとして活躍できるでしょう。

雑貨デザイナーに向いている人の特徴

人差し指を立てている女性

ここでは、雑貨デザイナーに向いている人の特徴を3つ紹介します。

コミュニケーション力のある人

雑貨デザイナーは、社内外のさまざまな関係者と打ち合わせや交渉を重ねる機会が多いです。そのため、相手の要望を理解し、円滑に意思疎通を図る高いコミュニケーション力が求められます。

デッサンやイラストを描く力がある人

デッサンやイラストを描く能力の高い人は、アイデアを即座に視覚化できるため、企画担当者やチームメンバーに迅速かつ正確に共有できます。アイデアをすぐに形にできる表現力を持った人材は、プロジェクトを加速させる重要な要素となるでしょう。

積極的なリサーチ意欲と小さな気付づきを持つ感性がある人

市場では常に新しいデザインが求められるため、日頃からトレンドをつかみ、人々の生活に潜む潜在的なニーズを発見する力が求められます。

例えば、雑貨巡りが好きな人やユーザーが求める商品を想像する力がある人であれば、日常の小さな気付きを商品のアイデアにつなげられるでしょう。

雑貨デザイナーの就職先とキャリアパス

ノートにものを書き込む女性

雑貨デザイナーの具体的な就職先や将来性を見ていきましょう。

主な勤務先

雑貨デザイナーの勤務先は多岐にわたり、主に以下が代表的です。

  • 日用雑貨メーカー
  • インテリア雑貨メーカー
  • デザイン事務所
  • 雑貨ショップ経営会社
  • 制作会社 など

雑貨は、生活のあらゆる分野に関わります。ご自身のデザインの方向性に合わせて、最適な勤務先を選択しましょう。

キャリアパス

未経験から雑貨デザイナーを目指す場合は、まずアシスタントとして現場で実務を学び、経験を積みましょう。スキルを身につければ、フリーランスとして独立する道も開けます。

自由に働きたい場合は、雑貨店を開いたり、デザイン事務所を立ち上げたりといった働き方もできます。

努力次第で働き方や活躍の場を自由に広げられるのが、雑貨デザイナーの大きな魅力です。

プロの雑貨デザイナーになるには専門学校へ

並んで立っている学生

実践的な学習でスキルを身につけたいと考える方には、独学よりも専門学校への進学がおすすめです。ここでは、専門学校に進学するメリットを紹介します。

関連記事:グラフィックデザイン専門学校は大学・スクールとどう違う?最適な進路を解説

基礎力となるデッサン・イラストレーション技術の徹底強化

専門学校のイラストが学べる学科では、デザインの基礎力となるデッサンや、イラストレーション技術を徹底的に学習できます。デザインの土台となる基礎力の習得は、プロのデザイナーとしてのキャリアを構築するために欠かせないスキルといえるでしょう。

実務に直結するグラフィックソフトの習得

専門学校では、雑貨デザイナーの実務で活用機会の多いグラフィックデザインソフトの実践経験が積めるのも大きなメリットです。

独学では難しいIllustrator®やPhotoshop®など、多機能なソフトの操作方法を、授業で深く学べるため、即戦力となる力を養えます。

3次元CADなど専門的な技術の獲得

雑貨のデザインに欠かせない「3次元CAD利用技術者試験」に必要な、立体的な製品設計に関するスキルの獲得が目指せるのも、専門学校の魅力です。専門知識だけでなく、実用的な設計技術を体系的に学ぶことで即戦力となる技術が得られるため、仕事の幅を広げられます。

ポートフォリオ作成を強力にサポート

専門学校へ通うことで、就職活動で必須となる質の高いポートフォリオ(作品集)作成のサポートを受けられます。プロの指導のもと、差別化したオリジナルの作品集を作れるのが専門学校の大きな強みです。

まとめ

雑貨デザイナーは、日常を彩る生活雑貨のデザインに関わる職種です。商品の企画から品質管理まで、グッズを生み出すためのさまざまな工程に携わります。

雑貨をデザインするには、専門的なスキルの習得が必要です。消費者のニーズに合った商品を生み出すためにも、土台となる基礎力をしっかりと身につけましょう。

雑貨のデザインに興味のある方は、魅力的な商品を世のなかに発信する道を選んでみてはいかがでしょうか。

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デザインの基礎知識やテクニックの修得はもちろん、業界のプロフェッショナルから直接指導を受けられるのが人気の理由で、即戦力のあるデザイナーを目指せます。

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