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メイク専門学校とは?選び方や学費と進学するメリット・デメリットを解説

メイク専門学校は、メイクアップアーティストやネイリストなどに必要な専門知識やスキルを習得できる場所です。どの学校が自分に合っているのか、学費はどのくらいかかるのかなどの不安を感じ、専門学校へ進学するか迷っている方もいるでしょう。

本記事では、メイク専門学校で学べる内容や学校の選び方、進学するメリット・デメリットなどを解説します。メイク関係の分野で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でおすすめするメイク専門学校は、下記リンクからご覧いただけます。

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メイク専門学校とは?

メイク専門学校とは

メイク専門学校で学べる内容や美容専門学校との違い、取得できる資格について解説します。

メイク専門学校で学べること

メイク専門学校で学ぶ内容は、正しいスキンケア方法や化粧品の基本的な使い方からプロのメイク技術まで幅広くあります。ナチュラルメイクやブライダルメイク、特殊メイクなどの技術、色彩センスを磨くカラーコーディネート力なども修得できます。

メイク造形理論やカウンセリング知識も修得でき、学校によってはファッションやシーンに合わせたヘアメイクや、接客マナーを学ぶことも可能です。

実習やインターンシップなどを通じて実際の現場で経験を積み、現場対応力を磨けるため、卒業後は即戦力として活躍できるスキルを身につけられます。

美容専門学校との違いは?

メイク専門学校はメイク技術に特化したカリキュラムで、ナチュラル・ブライダル・舞台・特殊メイクなどを専門的に学べます。

一方、美容専門学校ではメイクだけでなく、エステ・ファッション・ネイル・ヘアカット・カラーリングなどを修得可能です。美容全般を学ぶため、幅広い分野から自分の適性を見つけたいと考えている方には美容専門学校が向いているといえます。

自分が将来進みたい職業に合う学校を選びましょう。

メイク専門学校でどんな資格が取得できる?

メイク専門学校では、就職やスキルの証明に役立つ以下のような資格を取得できます。

  • メイクアップ技能検定
  • ネイリスト技能検定
  • メイクセラピー検定
  • アロマテラピー検定
  • 色彩検定
  • パーソナルカラリスト検定

学校によって取得可能な資格は異なり、場合によっては国家資格の「美容師免許」を取得できる場合もあります。なお、メイクアップアーティストになるには美容師免許が必須です。

将来の目標に合わせて資格をとる必要があるため、行きたい学校はどのような資格を取得できるかを事前に確認しておきましょう。

メイク専門学校の選び方

メイク専門学校の選び方

ここでは、メイク専門学校の選び方を4つ解説します。自分に合う学校を選ぶ際の基準にしてください。

学校ごとのカリキュラムの違いをチェック 

メイク専門学校のカリキュラムは、学校ごとに異なります。メイクの基礎から応用までバランスよく学べる学校もあれば、ブライダルや特殊メイクなどの特定分野に特化した内容を学べる学校も存在します。

注目するポイントは、実習時間がどれだけ含まれているか、講師が現役のプロかどうかです。実習やプロからの指導は、現場で役立つテクニックやトレンドを学べるため、卒業後に即戦力として活躍できるスキルを身につけられます。

また、就職サポートやインターン制度の充実さも確認しましょう。学ぶ内容と将来なりたい職業がきちんとリンクしている学校を選ぶのが、夢を実現する近道です。

学費がどれくらいかかるかをチェック

メイク専門学校の学費は年間100〜150万円ほどかかるのが一般的で、授業料のほかに教材費や実習費が含まれる場合もあります。2年制の場合は総額で300万円を超える可能性も考えられます。

また、メイク道具や資格取得費用が別途必要な場合もあるため、パンフレットや公式サイトで事前に確認しておきましょう。学校によっては、奨学金制度や学費の分割払いが利用できるため、自分に合う支援制度を活用して経済的負担を軽くできます。

なお、東京モード学園のメイク・ネイル学科の入学金や学費は以下のとおりです。(2026年4月・10月入学の学費明細です)

入学金30万円
授業料88万円
教育充実費17.1万円
施設・設備維持費21.2万円
1年次の合計156.3万円※入学金を含む

上記のほかに教材費として約12万〜19万円かかります。画用紙やカラーペーパー代などの教材実費として、毎月2,000円〜8,000円ほども必要です。

モード学園では、経済的負担を軽減し、無理のない学びを支援するため「奨学金・学費サポート」や「寮・アパート・マンションサポート」を用意しています。複数の支援制度があるため、賢く活用してメイクについて学びましょう。

学校の設備や実習環境をチェック

設備や実習環境が充実しているかも、メイク専門学校を選ぶポイントの一つです。プロも使っているメイク道具や現場を再現したスタジオがあれば、より高い技術を身につけられます。

また、サロン実習があれば現場での経験を積める機会が増え、業界とのつながりが強い学校なら就職活動にも有利です。学校の設備や環境を確かめるには、オープンキャンパスに参加してみましょう。

校内や授業の雰囲気、使われている機材などを実際に見ると、自分に合う環境かどうかを判断できます。パンフレットや公式サイトなどからは分からない情報を得られるため、入学前後のギャップを減らせるでしょう。

通学制か通信制かをチェック

メイク専門学校には通学制と通信制があるため、それぞれのメリット・デメリットを把握して自分に合うほうを選ぶのもポイントです。

通学制の学校は、メイクのスペシャリストから直接指導を受けられます。実際の現場を想定した実習が多く、短期間で高いレベルの技術を身につけやすいです。しかし学費が数百万円かかり、自宅から学校までの距離によっては通学時間や交通費も負担になる可能性があります。

通信制の学校は、オンラインレッスンや定期面談などで学習を進められるため、自分のペースで学習可能です。仕事や学業と両立しやすい点がメリットですが、実技を学ぶ授業が少ないため、技術を修得するまでに時間がかかる傾向にあります。

通学制と通信制のどちらが自分に合っているかを考え、無理なく学び続けられる学校を選びましょう。

メイク専門学校に進学するメリット・デメリット

メイク専門学校のメリットデメリット

メイク専門学校に進学すると得られるメリットは多くありますが、人によってはデメリットに感じるものもあります。ここではメイク専門学校に進学するメリット・デメリットを解説します。

メイク専門学校に進学するメリット

まずはメイク専門学校に進学するメリットをみていきましょう。

プロの技術を短期間で習得できる

メイク専門学校は、メイクの基礎から応用までの技術を網羅的に学習でき、2年間の短い期間でプロとして活躍するための技術を身につけられます。独学では学びにくい特殊メイクや撮影用メイクなどの専門的な技術も、プロの講師から修得可能です。

学校によっては、現役のメイクアップアーティストや著名な業界経験者から直接指導を受けられます。最新のトレンドや現場で活かせるテクニックを効率よく学べるため、短期間で即戦力となる人材を目指せます。

就職や転職で有利になる

メイク専門学校では、メイクアップ技能検定や色彩検定など、多様な資格の取得をサポートしているのが特徴です。就職や転職活動のアピール材料にもなる点もメリットです。

また、メイク業界は横のつながりが強い傾向にあるため、学校が提携している企業やブランドへの就職支援が充実しています。インターンシップを通じて、卒業後すぐにメイクアップアーティストや美容部員として働く機会を得られる可能性も高いです。

実習やインターンで現場経験を積める

多くのメイク専門学校は実際の現場に近い環境で学べるよう、インターンシップやサロン実習を取り入れています。在学中からブライダルやファッションショー、映画や舞台などのメイクチームで実践経験を積みあげられるため、現場対応力の向上が可能です。

現場での経験は、将来の進路選択や就職活動で自信を持ってアピールできる大切な要素です。さらに現場で出会った人とのつながりが、将来の仕事に役立つ可能性もあります。

在学中に現場での経験を通じて人脈を広げられ、夢や目標を実現できる点もメイク専門学校のメリットです。

メイク専門学校に進学するデメリット

メイク専門学校に進学するデメリットを解説します。

就職先が限られる場合がある

メイク専門学校を卒業したあとの就職先は、美容部員やブライダルメイク、ヘアメイクアーティスト、サロン勤務などが中心です。選べる職種が限定されるため、自分のやりたいことが不明瞭な方は、メイク専門学校に進学すると将来の進路に悩む可能性が高いでしょう。

希望職種によっては、実務経験や資格が求められる場合もあります。卒業後のキャリアを明確化し、業界とのつながりが強い学校や卒業後のサポートが充実している学校を選ぶのが大切です。

通学の負担が大きい

通学制のメイク専門学校は毎日の通学が必須なため、自宅から学校までの距離が遠い場合は通学時間や交通費の負担が大きくなる恐れがあります。長時間の通学とアルバイトや趣味の時間などが加わると、学業との両立が難しくなるでしょう。

時間の使い方に悩む方もいるため、生活のバランスが著しく崩れないよう事前に通学ルートやアクセスの良さを確認しておくと安心です。

自分のペースで学びにくい

メイク専門学校は、決められたカリキュラムに沿って授業が進んでいきます。自分のペースでじっくり学びたい方は、やや窮屈に感じてしまうでしょう。

人によって知識や技術の修得速度は異なります。早い段階で周りと差がついてしまうと、授業についていくのが大変に感じるケースもあります。

ゆっくりと学びたい、1人で集中したい方は、通学制ではなく通信制の専門学校も視野に入れてみてください。

メイク専門学校を卒業した後の進路

メイク専門学校卒業後の進路

ここでは、メイク専門学校の卒業後の代表的な進路を3つ紹介します。

メイクアップアーティストになる

メイク専門学校の卒業後は、メイクアップアーティストとして活躍できます。メイクアップアーティストは、テレビや映画、舞台などで演者にメイクを施す仕事です。

役に合わせたメイクや希望どおりのメイクができた際に深い達成感があり、相手が喜んでいる姿を見られるため、やりがいを感じられます。フリーランスとして活動する場合は、個人のスキルや人脈が重要で、実績を積み重ねれば大きな仕事を獲得できるでしょう。

学校で得たスキルを活かし、自分だけのメイクスタイルを確立すると、より多くの顧客や案件を引き寄せられます。

>メイクアップアーティストになるには?目指せる学校や資格・仕事内容と向いている人を解説!

美容部員やブライダルメイクの道に進む

美容部員は、化粧品メーカーやデパートの化粧品売り場で、接客やメイクアップを担当する仕事です。ブライダルメイクは、結婚式や披露宴で新婦やゲストにメイクを施します。

いずれの職業も人と接する機会が多いため、メイクスキルだけではなく会話や気配りができる接客スキルが求められます。また常にトレンドを追い続け、美容への関心を高く持ち続けるのが重要です。

顧客の要望を的確にくみ取り最良の提案をするためにも、礼儀やコミュニケーション能力を磨きましょう。

海外で活躍するチャンスもある

メイク専門学校を卒業後、アメリカやフランスなどの海外で活躍する選択もあります。ファッションや映画、テレビ業界ではグローバルな現場での仕事が多く、国際的なメイクアップアーティストとして活躍できます。

海外で活躍するには、メイクスキルをレベルアップさせるだけでなく、語学力を高め、異文化を理解する柔軟性も必要です。また、積極的に情報を集めて挑戦する心意気が大切です。

メイク専門学校に関するよくある質問

メイク専門学校に関するよくある質問を3つ紹介します。

メイク専門学校は高校卒業後すぐに進学するべき?

メイク専門学校への進学は、高校卒業後すぐでなくても構いません。社会人やアルバイト経験を経て入学する方もおり、自分のタイミングで進学できます。

美容業界の現場で経験を積んでから進学すると、具体的な目標を持って自分に合う学校を選びやすくなります。進路は自分のペースで決めたほうが充実した学生生活につながるため、焦って即決しないように注意しましょう。

また、メイク専門学校は全日制以外にも通信制や夜間コースなど、多様な学び方を用意している場合もあります。働きながらでも無理なく通える環境が整っているため、自分の環境や目標に合わせて検討してください。

メイク専門学校の入試や面接はどんな内容?

メイク専門学校の入試や面接は、筆記試験や実技試験、面接を実施するのが一般的です。筆記試験では国語や英語などの学力、実技ではメイクの技術やセンスが審査されます。

面接では、志望動機やメイクに対する熱意などを問われるでしょう。試験の内容は学校により異なるため、事前に確認し対策を取っておきましょう。

なおモード学園では、AO入学も一般入学も入学試験はおこないません。併願の方のみ課題作文が必要です。

モード学園では、学校の成績やペーパーテストで意欲や目的を測れると考えていないため、メイクに対する熱意や学習意欲を重視しています。入学要項については、下記リンクからご覧ください。

>>>入学要項・学費サポート

専門学校に行かなくてもメイクの仕事はできる?

専門学校に通わなくても、メイクの仕事は可能です。最終学歴が高卒でも、正社員やアルバイトで経験を積んでいる方もいます。

しかし、専門的な知識や技術を独学で身につけるには、かなりの時間と努力が必要です。企業によっては、専門学校や大学卒業以上を求める場合もあります。

専門学校に通えば、プロの講師から直接指導を受けたり資格取得や就職サポートを受けられたりできるため、効率的にスキルアップが図れます。独学でも仕事を得るチャンスはありますが、専門学校で学ぶと結果的にキャリアのスタートを早められる可能性も高いです。そのため、できるだけ専門学校に通うのがおすすめです。

メイクの詳しい知識や経験がなくても専門学校に通って大丈夫?

未経験から専門学校に通うことをスタートする人が多くいるため大丈夫です。授業は基礎から丁寧に指導され、スキンケア、ベースメイク、カラー理論などの基本から学べます。

また、学校によっては初心者向けの事前講座や個別サポートが充実しているところもあり、自信がなくても安心して学べる環境が整っています。

メイク専門学校の学費が高くて迷っています。支援制度はある?

多くのメイク専門学校では、奨学金制度や教育ローン、分割払いなどの学費サポートが用意されています。また、条件を満たせば学費の一部が免除される特待生制度がある学校もあります。

事前にオープンキャンパスなどで相談すると、自分に合った制度を具体的に紹介してもらえるので安心です。

まとめ

メイク専門学校は、将来の夢や目標を実現するためにプロの技術や知識を体系的に学べる場所です。どこの学校にするか悩んでいる方は、カリキュラムの内容や学費、実習環境などを確認すると、自分に合うかを判断しやすくなります。

メイク専門学校は業界のつながりが深く、将来の人脈を形成しやすいため、就職や転職で有利になる点もメリットです。メイク業界で働くために、自分に合う専門学校を見つけましょう。

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メイク・ネイル学科

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誰もが抱いている美への羨望、変身への憧憬。その思いをかなえるフェイス・ボディの演家。巧に色と光を操り、動くたびに新しい表情を生み出します。今や男性・女性問わず、すべての人が魅力的でありたいと望む時代。「街も行く人も」美しくするすべてのメイク・ヘアテクニックを修得し、時代を担う人材を輩出します。

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