大阪・関西万博の玄関口「夢洲駅」設置の自動販売機 大阪モード学園の学生がデザイン―Osaka Metroとの産学連携プロジェクト
2025年大阪・関西万博の開催に伴い、1日最大12万9,000人の利用が予想される夢洲駅。同駅構内に設置される自動販売機に、学生たちがデザインした未来社会を彩るアートが、間もなく登場します。
Osaka Metroとの産学連携プロジェクトにて、2025年1月19日に開業予定のOsaka Metro中央線「夢洲駅」に設置される自動販売機のラッピングデザインを決定する「夢洲駅未来イメージコンテスト」を実施しました。11月11日、表彰式が大阪モード学園にて行われ、全30点のデザインの中から、「通常自販機」と「子育て支援(ベビー用品あり)自販機」それぞれの最優秀デザインに選ばれたグラフィック学科の学生2名が表彰されました。
受賞した学生は、「自分のデザインが駅に掲示されることが本当に楽しみ。多くの人に見ていただけたら嬉しいです」と喜びを語り、大阪メトロの担当者は「全30作品、どれも素晴らしいものでした。できれば、全ての作品をラッピングしたいほどです」と講評をいただきました。
受賞チーム学生 コメント
- 通常自販機 岡田季美さん グラフィック学科3年
- コンセプトは日本の「和」と世界の調和です。日本のモチーフ「水引」や「霞文様」を使用しています。水引は” 魔除け・幸運・祝福”、霞文様は”永遠”の意味があり、万博の成功と安全を祈る自販機デザインです。水引は繊細に動的に配置し、生命力を感じてもらえるように制作しました。
- 子育て支援自販機 吉田陽花さん グラフィック学科3年
- お店で働いている風の白熊の親子のイラストを描きました。子ども向けの自動販売機になると思うので、優しいタッチで可愛らしいイラストにし、子どもが自動販売機の前に立った時に同じくらいの目線に配置しました。