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アメリカ・カリフォルニア発Ron Hermanを手がける三根社長と学生が対談

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東京ビッグサイトで4月17日に開催された日本最大のファッション展「FaW TOKYO (ファッションワールド東京)」内で行われたセミナーにモード学園のファッションビジネス学科 沼﨑翔空さんが登壇しました。参加したのは、カリフォルニア発のスペシャリティストア「Ron Herman(ロンハーマン)」日本上陸の立役者、三根 弘毅社長と、ファッション業界の未来を担う学生がセッションを行うセミナー。ブランディングやファンづくりについて学生が三根社長に質問し、お答えいただきました。

モード学園 沼﨑 翔空(ファッションビジネス学科 バイヤー・ショップ経営専攻)

ロンハーマンのお店づくりとは?ファッションビジネスを学ぶ学生へのアドバイス

Ron Herman(ロンハーマン)は、1976年、アメリカ・カリフォルニアのメルローズに誕生し、2009年に日本上陸。現在千駄ヶ谷店をはじめ18店舗にて、独自の視点で集めたファッションウエアやリビンググッズ、カフェを展開しています。 沼﨑さんは「ロンハーマンの店舗ではお客様を大切にしていることがすごく伝わってきて、大切なことをたくさん学ばせてもらっています。お客様からの信頼を得るためにブランド全体で意識していることは何ですか?」と投げかけると三根社長は「お店は“売るための場所”ではなく“居場所”であってほしいと考えていて―。お客様がスタッフに色んなことを話しながら過ごせる居心地のいい場所を提供したい。最高に刺激的で、最高に幸せな気持ちになれるお店を目指しています」と答えると沼﨑さんは大きく頷いていました。

株式会社リトルリーグ 代表取締役社長 三根 弘毅

総勢5名の学生が参加したセミナーでしたが、リラックスした雰囲気をつくり、ひとつひとつの質問に丁寧に答える三根社長の姿がとても印象的でした。最後は、三根社長が「参加してくれた学生に拍手を」と締めくくると会場からは、大きな拍手が三根社長も含めた登壇者に送られました。

講演内容
独自の世界観を追求し続け、圧倒的なコアファンを集め続けるロンハーマン。今も昔も変わらないブランディングの本質とは何か。これからのファッション界が求められる、ファンづくりの精神とは?日本を代表するブランドのトップと、未来を担う学生が率直に意見をぶつけ合う、リアルならではのスペシャル対談セッション。
三根 弘毅 氏プロフィール
伊勢丹(現・三越伊勢丹)で国内外のブランド買い付けを担当するバイヤーとして活躍後、2008年にサザビーリーグ入社。09年8月にロンハーマン初の米国外展開となる「ロンハーマン千駄ヶ谷店」をオープン。13年にはコンセプトストア「RHC ロンハーマン」をスタートする。19年2月に米本社からロンハーマン事業を譲受し、現在米国と日本のロンハーマン事業を統括。また現在ロンハーマンのみならず、海外ブランドの代理店事業ならびにオリジナルブランド(全18ブランド)を指揮する。
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