
校費留学レポート
フランス、イギリス、イタリア、アメリカをはじめとする海外の⼀流⼤学・⼤学院や専⾨学校への留学をバックアップする「校費留学制度」。
モード学園では、フランス、イタリア、アメリカ、イギリスをはじめとする海外の⼀流⼤学への校費留学制度を設けています。留学に必要な⼊学⼿続きや費⽤(渡航費・⼊学⾦・学費1年分)は本学が負担します。
また、留学先は⾃ら希望する国や学校を選択することが可能で、パリ校「クレアポール」だけにとどまらないグローバルな教育環境を整えています。
どんなことを学んでいるのか。どんな⽣活をしているのか。
現地から届いたレポートを随時更新していきます。
- ファションデザイン学科 高度専門士コース 2024 卒業生
- 留学先 イタリア
- 学校名 Istituto Marangoni
- コース名 Master Fashion Design (Womenswear/Menswear)
2024年10月1日 第1回目レポート
今月から遂に、授業が始まりました。現在、受けている授業科目数は5種類です。来月には、もう一つ科目が増えるようです。この学校の学級制度は、2学期制で各学期末に学科ごとにテストがあります。そのテストで基準値を満たすことができれば、その学期を通過する事ができます。授業内容としては、そのテストに向けて準備をしていくと言ったものが多いです。これらの授業について、詳しく説明いたします。
Produce Engineering S1
この授業では主に3DCLOについて学びます。
今月の授業では、主に基礎知識を学びました。基本的な操作方法、視点操作、副資材の付け替えなどについてです。
個人のパソコンにアプリをダウンロードし、オンラインで授業を受けます。また、授業の録画が、後日、学生ページにアップロードされ、再度授業内容を復習する事ができます。Fashion Desing S1
この授業では、主に個人ブランドの制作をします。
今月行った内容としては、自分の好きを知ること。それをムードボードに制作していきます。
そこから、キーワードやテーマを作り、もう一度、ムードボードを制作していくというものでした。
先生は、英語が得意ではなく、zoomの通訳者を通してコミュニケーションを取ることもあります。
各授業ごとに、先生と一人ずつ話しアドバイスを貰って次の授業までに課題としてやっていくという流れです。Visual Research S1
この授業では「BIBA」について学んでいます。まだ現段階では、BIBAについての説明を受けている段階です。このブランドには、イタリアの近代ファションデザインの発展にかなり貢献しており、とても興味深いブランドです。
テストについてもまだ何も説明されていない為、説明され次第準備していきたいです。Design Methods A-SI
この授業は、最も学校が力を入れている授業です。一学期事に有名ブランドとコラボし、最終のテストでデザインをプレゼンするというものです。この学期のコラボブランドは、「Ferrari」です。実際に、現デザイナーである、Rocco Iannonegが学校に来られブランドについて講義をして下さいました。そして、普段の授業では、これまでのコレクションについてスケッチブックにまとめて、これから行うデザインの為の下準備をしている、といった感じです。また、各授業で科目の先生と一対一で話しフィードバックっを貰い次の授業までにブラッシュアップします。
Image Digital Processing S1
この授業では主に、.Fashion Desing S1とDesign Methods A-SIでスケッチブックに制作したムードボードをデジタル化していく授業です。今月は、adobe の使い方について学びました。
特にAIを使った生成の内容が多かったです。
今月の振り返りとしては、ほんとに新しい事ばかりで、戸惑うこともありましたが新しい事ができる様になる楽しみを味わうことができています。まだ始まったばかりではありますが、モード学園で学んだことを活かせる場面が多く真面目にやっていて良かったなと思う事が多々あります。
また、プライベートでも、イタリア観光を少しずつはじめ、この一年の間により多くのイタリアやヨーロッパの文化に触れていきたいと思います。