名古屋医専の学生と病院の患者様にメイク・ハンドマッサージなどのクリスマスプレゼント!学生がイベントを企画!
名古屋モード学園と、グループ校の名古屋医専は中京病院で入院している患者様向けにワークショップイベントを開催しました。
イベントでは、クリスマス用のキーホルダー作りやメイク、ハンドマッサージを行い、患者様やそのご家族に楽しんでいただき、笑顔の絶えない時間となりました。ご高齢の患者様の中には、学生たちの優しさに涙を見せる方もいらっしゃいました。また、小さなお子様の親御様からは、「病室では二人きりで過ごすことが多く、子どもがぐずってしまうこともありますが、こうしたイベントがあると、私も楽しい気持ちになり、子どもも機嫌よく過ごせてとても良かったです。素敵なプレゼントをありがとうございました。」という温かいお言葉もいただきました。
名古屋モード学園の学生たちは、メイクを通して人の気持ちを明るくできることを改めて実感。看護師を目指す名古屋医専の学生たちと一緒に参加することで、患者様に寄り添う看護師の姿勢を学びました。また名古屋医専の学生たちは、保健師・看護師の資格を目指しており、実際に患者様と接することで、心のケアを含めた看護の重要性を感じるなど、両校の学生たちにとって大きな刺激となりました。イベントを通じて、学生たちは患者様やご家族との触れ合いを通じて、多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。
■イベントの経緯
中京病院には名古屋医専の看護学生が年間約100名、病院内実習を行っており、今回のワークショップは、実習でお世話になった学生たちからの恩返しの申し出を受け、名古屋モード学園の学生とのコラボレーションにより、より多くの患者様に喜んでいただけるイベントを企画。イベントは、クリスマスの時期に入院しているお子様やそのご家族、また高齢の入院患者様に笑顔を届けたいという思いから、両校の学生が力を合わせて行いました。
■中京病院からのコメント
中京病院 看護部長 河嶋様
「今回の企画についてお話をいただいた際、名古屋モード学園や名古屋医専の学生さんたちは、高齢の方やお子様と触れ合う貴重な機会を得ることができますし、病院としても患者様にとっては、クリスマスの雰囲気を楽しむ大変貴重な機会であり、親御様にとってもリラックスできるひとときになると考えました。高齢の患者様にとっては、学生さんとの交流がリハビリになり、メイクなどを通じて病気を忘れ、活力を得ることができると感じ、とても意義深い企画であると感じました。
実際に、高齢の患者様は学生さんとの会話を楽しみ、メイクをしていただいたことで背筋が伸びる姿が印象的でした。入院中でも社会生活を感じられる機会を提供することの重要性を改めて実感しました。また、子どもたちは学生さんとすぐに馴染み、キーホルダー作りを通じて自分の好みを選ぶ楽しさを味わっていました。病院内で制約が多い中で、自分で選んで創作活動を行うことが、患者様にとって良い刺激となり、非常に意義深い場となったと感じました。」
■学生からのコメント
ヘア・メイクアーティスト学科学生
「今回、名古屋医専の学生たちと一緒に参加したことは、私の学生生活の中でも非常に貴重な経験となりました。子どもたちと一緒にツリーのストラップを作る際、最初は緊張していたものの、どんどん笑顔になっていく姿を見たり、親御様から「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたりして、とてもやりがいを感じました。また、名古屋医専の学生たちが子どもたちとどのように関わっているかを学べることも多く、大変勉強になりました。このような貴重な機会をいただき、感謝しています。」
メイク・ネイル学科学生
「今回、入院患者様とたくさんお話しする機会がありましたが、皆さんが楽しそうにご自身のことを話してくださり、私もとても温かい気持ちになりました。メイク体験では、表情が明るくなり、笑顔が増えていくのが見られ、改めてメイクの仕事が好きだと感じました。社会に出てからも、目の前の人を笑顔にすることを大切にし、多くの人を喜ばせられるように頑張りたいと思います。」
今回のイベントは、学生たちが医療現場での実践を通じて、専門職としての役割や患者様に対する思いやりの大切さを実感できる貴重な機会となり、今後の学びに大いに役立つものとなりました。