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ファッションショーとは?歴史や関わる仕事、主要コレクションを解説

この記事でわかること3点まとめ

  • ファッションショーの主な目的は、世界に向けて今後のトレンドの方向性を示すこと
  • 日本で初めてファッションショーが開かれたのは、1930年代後半頃
  • これからのファッションショーは、AR・VR・AIの活用の可能性が広がっている

ファッションショーは、デザイナーやモデルが新たな作品を発表する場であり、ファッション業界を志す人にとっては欠かせないイベントです。華やかな演出や独創的なスタイルは、ファッションに詳しくない人の関心も集めています。

本記事では、ファッションショーの詳細や歴史、ファッションショーに関わる職種などを解説します。将来ファッションショーに関する職業に就きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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ファッションショーとは?

ファッションショー

ファッションショーは、デザイナーがその年の新作の服や装飾品などを披露するイベントのことです。ここでは、ファッションショーの定義や目的を解説します。

ファッションショーの定義

ファッションショーとは、ひとつのブランドが新作アイテムを披露する単独のショーを指します。

ファッションショーでは、モデルが服や装飾品などを身につけてランウェイを歩きますが、単に歩くだけの場ではありません。ステージのセットや照明、演出などが一体となることで、新作の魅力がより印象的に伝えられる場になっています。

さらに、ファッションショーは、世界中の著名なデザイナーやインフルエンサー、セレブリティ、バイヤーなどが一堂に会する交流の場でもあります。会話のなかからお互いにインスピレーションを得て、新たな作品が生まれることもあり、デザイナーにとっても仕事の幅を広げる重要なチャンスの場です。

ファッションショーの目的

ファッションショーの目的は、来シーズンのトレンドを発信することです。各ブランドが来シーズンのテーマに沿って新作を発表し、世界に向けて今後のトレンドの方向性を示します。

また、ブランドやデザイナーは、ショーを通じてブランドのアイデンティティやコンセプトを伝えられる重要な機会でもあります。ブランドが新作に込めたメッセージを、広く世界に向けて発信できる、貴重な場です。

ファッションショーウィークとは?

ファッションウィークとは、複数のブランドが集まってファッションショーをおこなう期間のことです。通常、1週間から10日程度の期間で開催されます。いくつもの有名ブランドが一同に集い、華やかなショーを披露する、ファッション界の一大イベントです。

ファッションショーの歴史と進化

ファッションショー

ファッションショーには100年以上の長い歴史があり、時代とともに変化してきました。ここでは、ファッションショーの歴史と、日本のファッションショーの現状について解説します。

ファッションショーはいつから始まった?

ファッションショーの起源は、1858年にパリで自身のアトリエを開いたシャルル・フレデリック・ウォルト氏にさかのぼります。彼は、顧客に自身のデザインを実際に身に着けさせて披露し、ファッションの提示方法を革新しました。

その後、オートクチュールを確立した一人であるポール・ポワレ氏が1910年に「パリ・オートクチュール組合」を設立します。年に2回のショーを開催するという、現代のファッションショーの原型がここに生まれたのです。

当初のファッションショーは上流階級限定の私的なイベントでしたが、次第に専用の会場や照明、音楽などの演出が取り入れられ、公に向けた華やかなイベントへと進化しました。1950年代には、ファッションショーは世界の流行を牽引するまでの大きなイベントになりました。

日本のファッションショーの現在

日本で初めてファッションショーが開かれたのは、1930年代後半頃です。その後、第二次世界大戦後の1950年代に洋裁がブームになり、本格的にファッションショーが広まりました。当時のファッションショーは富裕層向けの一点物が主流でした。

2000年以降は「リアルクローズ」と呼ばれる、日常的に着られる実用的な服を扱うショーが主流となり、一般消費者も楽しめるイベントとして定着し始めます。

リアルクローズのファッションショーが普及したことで、若い女性なども手軽に楽しめるイベントとして親しまれています。

ファッションショーとコレクションは違う?代表的な日本のイベントを紹介

ファッションショーと混同しやすい言葉に、コレクションがあります。両者は似ていますが、意味合いが異なります。

ファッションショーはひとつのブランドが単独で新作を披露するステージのことです。一方でコレクションは複数のブランドのファッションショーをまとめたファッションウィークのことを意味します。現在では、世界でも日本でも、大規模なコレクションがいくつも開催されています。

日本で開催されている、主なコレクションは次の4つです。ここからは、それぞれのコレクションの詳細を解説します。

東京ガールズコレクション(TGC)

東京ガールズコレクション(TGC)は、2005年に始まったリアルクローズのコレクションです。「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、年2回開催されています。

リアルクローズを扱うため、手軽にファッションショーを楽しめる点が若い女性に支持されており、毎回会場は多くの来場客で賑わいます。人気タレントやYouTuberなどが出演してテレビなどメディアでも取り上げられることが多く、話題になるコレクションです。

参照:マイナビ東京ガールズコレクション

東京コレクション

日本を代表する国内最大級のファッションウィークが東京コレクション(Rakuten Fashion Week TOKYO)であり、春と秋の年2回開催されています。

東京コレクションは1974年に、TD6と呼ばれる6名のトップデザイナー(菊池武夫、コシノジュンコ、金子功、山本寛斎、花井幸子、松田光弘)によって、日本にファッションショーを広める目的で初めて開催されました。その後、東京ファッションデザイナー協議会(CFD)が結成され、現在の東京コレクションを開催しています。

東京コレクションは、世界4大コレクションと合わせて世界5大コレクションと呼ばれることもあるほど規模が拡大中です。現在では日本だけでなく、香港やフィリピンなどのアジアからの参加も増えています。

参照:東京ファッションデザイナー協議会(CFD)

神戸コレクション

阪神・淡路大震災をきっかけに、神戸の街を活気づけたいという思いを込めて、2002年からスタートしました。東京ガールズコレクションと同じく、リアルクローズの一般客向けのコレクションです。

ファッションショーだけでなく、ローカルフードの屋台が出るなど神戸の魅力にあふれたイベントとなっています。

参照:神戸コレクション

関西コレクション

関西コレクションは、2011年に「大阪から世界へ発信する関西の文化イベント」をテーマに始まりました。東京ガールズコレクションと同じく、リアルクローズのコレクションです。

関西コレクションの特徴は、無料で閲覧できるスペースを設けるなど、一般客が来場しやすい取り組みをしている点です。ヘアメイクやネイルなどの体験ブースやモデルのトークショーなど、若い女性をターゲットにした催しも充実しています。

参照:関西コレクション

世界4大コレクションとは

ファッションショーのマネキン

ファッションウィークのなかでも、パリ、ニューヨーク、ミラノ、ロンドンで開催されるファッションウィークは「世界4大コレクション」と呼ばれています。

年に2回開催され、春夏は1月から4月、秋冬は9月から11月の期間に、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリの順におこなわれます。いずれもプレタポルテ(既製服)が中心ですが、パリのみオートクチュール部門も設けられているのが特徴です。

招待されるのはファッションジャーナリストやカメラマン、バイヤー、セレブリティ、モデルや歌手などのインフルエンサーのみで、一般の消費者は入場できません。

ここからは4大コレクションをそれぞれ詳しく解説します。

パリ・コレクション

パリ・コレクションは「パリコレ」として知名度の高く、プレタポルテのファッションショーとして最も規模の大きいショーです。4大コレクションで唯一オートクチュール部門があり、200以上のブランドが集まります。

世界のファッションウィークのなかで最も注目度が高いショーであり、世界のトレンドを大きく左右する力を持っています。ファッション関係者なら誰でも一度は関わりたいと望む、憧れのファッションショーです。

参加する主なブランドには、CHANEL(シャネル)やDIOR(ディオール)、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)などがあります。

ニューヨーク・コレクション

ニューヨーク・コレクションは、比較的リアルクローズに近いコレクションです。カジュアルで日常的に着られる実用的なファッションも多く発表されます。

また、メンズとウィメンズを明確に分けていないショーが増えているのもニューヨーク・コレクションの特徴です。アメリカだけでなくヨーロッパの有名ブランドも多く参加しています。

主なブランドには、RALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)、MICHAEL KORS(マイケル・コース)、MARC JACOBS(マーク・ジェイコブス)などがあります。

ミラノ・コレクション

ミラノ・コレクションは、パリコレの次に規模の大きなコレクションで、200以上のブランドが参加します。ブランドが独自の会場を設けることが多いのが特徴です。

「女性のプレタポルテ」とも呼ばれ、レディースファッションに大きな影響を与えています。素材にこだわった大人向けのコレクションともいえます。

参加する主なブランドは、PRADA(プラダ)、FENDI(フェンディ)、GUCCI(グッチ)などです。

ロンドン・コレクション

ロンドンは、過去にモッズやパンク、ミニを生み出した、ファッションの歴史において重要な役割を果たしてきた都市です。そのため、ロンドン・コレクションは若者のストリートファッションなどからも影響を受けています。

老舗ブランドだけでなく、若手デザイナーや新興ブランドが多く参加しているのが特徴です。ロンドン・コレクションで成功したあとに、パリ・コレクションやミラノ・コレクションへ進出する若手デザイナーもいます。

参加している主なブランドは、BURBERRY(バーバリー)、Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)、Paul Smith(ポール・スミス)などです。

ファッションショーのオートクチュールとプレタポルテの違い

ZARAの店舗

ファッションショーには「オートクチュール」と「プレタポルテ」という2つのカテゴリがあります。それぞれの特徴と違いを解説します。

オートクチュール

「オートクチュール」とは、顧客一人ひとりのためにデザイン・採寸・仕立てがおこなわれる、高級な一点物の服のことです。なかでも、フランス・パリにあるオートクチュール組合(クチュール組合)に認定されたブランドだけが、正式に「オートクチュール」と名乗れます。

現在は、オートクチュールを単独で扱うファッションショーは少なくなっており、パリコレのような総合的なコレクションの一部として開催されるのが一般的です。

オートクチュールを手がける有名ブランドとしては、CHANEL(シャネル)やDIOR(ディオール)などがあります。

プレタポルテ

「プレタポルテ」とは、量産を前提としたブランドの既製服を指します。オートクチュールのような一点物とは異なり、一般消費者が購入できることを前提に制作されます。

世界4大コレクションは、このプレタポルテを発表するための場です。プレタポルテは、トレンドを意識したデザインなど、話題性のあるアイテムを扱うのが特徴です。

プレタポルテの有名ブランドには、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)やPRADA(プラダ)などが挙げられます。

これからのファッションショーの動向

現在ファッション業界でも、メタバースやNFTといった最新技術の影響を受け始めています。

実際のファッションショーや店舗に足を運ばなくても、最先端のファッションをメタバース上で見られるなど、新たな試みがおこなわれています。

AR・VR・AIの活用による未来のショー体験

AR・VR・AIを活用させて、擬似的にファッションショーを体験できるサービスを提供しようという流れがあります。時間的にも物理的にもカスタマイズは無限であるため、ブランドの規模や予算に合わせて、さまざまに設定できます。

例えば、株式会社ビームスは、2023年にソーシャルVRプラットフォームで開催されたファッションショーに参加し、VR専用として企画した2つの衣装を発表しました。

このようなショーは、YouTubeでの配信や、アイテムのオンライン販売などにも展開できるため、AR・VR・AIの活用によってファッションショーの可能性がさらに広がっています。

参照:最先端のVR技術で創造するバーチャルファッションショー「Voyage」にBEAMSが参加 — VRファッションのトップクリエイターたちによるランウェイをYouTubeで公開(株式会社ビームス)|PR TIMES

ファッションショーに関わる職種

アパレル店舗

ファッションショーは、デザイナーやモデル、メイクアップアーティストなどさまざまな職種が関わって開催されています。ここでは、ファッションショーに関わる主な職種を紹介します。

ファッションデザイナー

ファッションデザイナーは、独自のデザインで新しい服を作り、世界へ発信していく職業です。次々に新しいものを生み出せる創造力や、コンセプトにメッセージを込めて伝える表現力など、ファッションデザイナーにはさまざまな能力が必要とされます。

ファッションデザイナーになるには、専門学校で服飾に関する専門知識や技術を深め、卒業後にアパレル企業に就職するのが一般的です。

ファッションデザイナーになるには?目指せる学校や資格・具体的なキャリアパスや向いてる人を紹介!

スタイリスト

スタイリストとは、テレビやCM、雑誌などのメディアで出演者の衣装のコーディネートをおこなう職業です。メディア以外にアパレルメーカーや撮影スタジオ、スタイリスト事務所などでも活躍できます。

スタイリストになるには、専門学校でスタイリストに必要な専門知識を学び、スタイリスト事務所などに就職するのが一般的です。実践的な授業を通じて、卒業後すぐに現場で活躍できるスキルを身につけることも可能です。

スタイリストになるには?仕事内容と向いている人を解説!

メイクアップアーティスト

メイクアップアーティストは、メイクで外見を美しく整え、その人の魅力を最大限に引き出す仕事です。ファッション業界だけでなく、メディアやブライダルなど、さまざまな業界に活躍の場を広げられます。

メイクアップアーティストになるには、専門学校でメイクの専門知識や技術を身につけ、卒業後にサロンや制作会社に勤務するのが一般的です。また、経験を積んだあとにフリーランスとして活動するケースもあります。

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ファッションショーにはどのような人が招かれる?

世界4大コレクションなどの大規模なファッションウィークには多くの招待客が訪れますが、一般の消費者は入場できないショーも少なくありません。

招待されるのは主にメディア関係者です。編集者、記者、スタイリスト、ライター、カメラマン、インフルエンサーなどが挙げられ、ブランドやデザイナーの情報を各メディアで広めてくれることが期待されています。

次に多いのがバイヤーで、ショーで発表されたアイテムを仕入れ、店舗で販売します。加えて、ブランドの顧客であるセレブリティも重要な招待客です。彼らがショーで紹介された服を購入・着用することで、宣伝効果が見込まれます。

ほかに、ショーの運営に関わったブランド関係者や演出スタッフ、ヘアメイクアーティストなどがゲストとして招かれることもあります。

このように、ブランドを宣伝したり、服や装飾品を買ってくれたり、何らかの価値をもたらすと期待される人々がファッションショーに招待されています。

モード学園ではファッションショーを経験できる

モード学園では、卒業制作として、ファッションショーの疑似体験ができます。

毎年、在校生の最高学年の生徒たちが「未来創造展」というファッションショーを開催します。大学や専門学校のなかでも最大規模の卒業制作展であり、東京・大阪・名古屋の3都市で開催され、例年2万人以上の観客が来場する大イベントです。

生徒はそれぞれ自身がデザインし制作した作品を身につけてランウェイを歩きます。優秀な作品には、審査員を務める有名デザイナーから賞が贈られます。

本物のファッションショーさながらの本格的なイベントであり、在学中にしか得られない非常に貴重な体験となるでしょう。

イベントの様子は、下記のYouTubeでもご覧いただけます。

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まとめ

ファッションショーは、デザイナーが新作を世界に向けて発表する場です。なかでも、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークは世界4大コレクションと呼ばれ、来シーズンのトレンドの行方を決める重要なイベントです。

ファッションに関わる職種はさまざまですが、どれも専門知識や技術を身につけて十分な経験を積めば、ファッションショーへと活躍の場を広げられます。ファッションショーに関わる職種で活躍したいと考えている方は、東京のファッション専門学校への進学を検討してみてください。

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