特別講義

イタリアからファッション×メタバースを発信!「RED EYE」共同創設者による特別講義を実施しました

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世界初のAIと協業するメタバースの雑誌「RED EYE」の共同創設者、クリエイティブディレクターのグローリア・マリア・カッペレッティ氏による特別講義を実施しました。

日本と同様にイタリアでも話題のメタバース。ファッションの中心地であるイタリアでは、ゲームやコミュニケーションではなく、ファッション分野において積極的にテクノロジーが取り入れられています。
メタバースでのファッション展開について、今後の展望などをお話いただきました。

まず、時代の変化に伴うファッションの発信方法の変化に触れ、現在、ファッションとAIがどのように関係し合っているのかについてお話がありました。
現代は誰もがinstagramやTikTokで実験的にイメージの加工や発信ができるようになっており、これがファッション業界に革命を起こしているとグローリア氏は言います。
 
さらに、今後ファッション分野がメタバースに進出すると、編集コンテンツが3Dになり、読者の行動が「読む・見る」ではなく空間を「探索する」に変容していくとのこと。
 
一見すると、メタバースは現実とリンクしていないように思えますが、
「デジタルだからといって現実世界の価値観を無下にするのではなく、身の回りで起きていること、社会問題などをそのままデジタルに持っていくことが大切だと思います。」
I think it’s important not to ignore the values of the real world just because it’s digital, but to bring what’s happening around us, social issues, etc. directly to digital.
 
とのお話があり、日々、現実で様々なインプットをしている学生たちにとって、大きな学びとなりました。

最後に、「新しい視点を持ったクリエイターは様々な可能性をどんどん可視化していくでしょう。大手企業はなかなか新しいことに踏み込めないことがありますが、新進気鋭のクリエイターが市場を広げていき、将来的にそれがメインストリームとなる可能性は十分にあります。」
Creators with fresh perspectives will continue to visualize various possibilities. While major companies may sometimes be hesitant to embrace new ideas, emerging creators have the potential to expand the market and eventually make it mainstream.
 と、次世代のファッションを担う学生たちに期待をお寄せいただきました。

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