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ファッション・服飾・アパレル業界の平均年収!職種別の給与と年収を上げる方法を解説

マネキン

ファッション・服飾・アパレル業界の年収がわからず、就職や転職で不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、販売職からデザイナー、MD・バイヤーまで職種別の年収相場を解説します。また、収入を上げるための具体的な方法も紹介するので、参考にしてください。

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ファッション・服飾・アパレル業界全体の給与水準

ファッション・服飾・アパレル業界の給与水準や、年収を左右する要因を解説します。

業界全体の平均年収と傾向

ファッション・服飾・アパレル業界の主要職種の年収相場は、以下のとおりです。

職種全体平均
販売員369.4万円
ファッションデザイナー483.9万円
パタンナー442.4万円
MD・バイヤー473.0万円

出典:衣料品販売|職業情報提供サイトjob tag
出典:ファッションデザイナー|職業情報提供サイトjob tag
出典:パタンナー|職業情報提供サイトjob tag
出典:MD・バイヤー|職業情報提供サイトjob tag

企画職やビジネス戦略職は400万円台後半の水準となる一方、販売職は300万円台にとどまっています。

年収を左右する主な要因

ファッション・服飾・アパレル業界の年収が変動する要因は、以下の4つです。

  • 職種
  • 経験年数
  • 勤務先の規模
  • 勤務地

特に、企画・マネジメント層と販売員では水準が異なります。キャリアを積むと年収が伸びやすくなり、大手アパレル企業や有名ブランドでは給与制度が整っているため基本給や賞与が充実しています。

都市部と地方でも年収差があり、業界が集積する地域ほど高い傾向です。

【職種別】平均年収を徹底比較

ここでは、職種別の平均年収を比較していきます。

販売・顧客対応職の平均年収

洋服を選ぶ女性

販売・顧客対応職の年収相場を詳しく解説します。

ショップ店員(販売員)

ショップ店員の年齢別に見た年収相場は以下のとおりです。

年齢年収相場
~19歳243.7万円
20~24歳303.9万円
25~29歳350.6万円
30~34歳372.3万円
35~39歳398.5万円
40~44歳409.2万円
45~49歳412.2万円
50〜54歳402.0万円
55〜59歳377.0万円
60〜64歳306.1万円
65〜69歳262.3万円
70歳〜246.5万円
出典:衣料品販売|職業情報提供サイトjob tag(年齢別の年収)

ショップ店員は、ファッション業界のキャリアの入り口となる職種です。基本給は他職種より控えめですが、売上に応じたインセンティブや役職手当によって収入を増やせる仕組みがあります。店長やエリアマネージャーに昇格すれば、年収アップも目指せるでしょう。

企画・デザイン職の平均年収

服飾系の仕事

企画・デザイン職の職種ごとの年収を詳しく解説します。

ファッションデザイナー

ファッションデザイナーの年齢別の年収相場は以下のとおりです。

年齢年収相場
~19歳275.6万円
20~24歳311.2万円
25~29歳401.3万円
30~34歳469.9万円
35~39歳489.2万円
40~44歳571.5万円
45~49歳557.6万円
50〜54歳555.0万円
55〜59歳617.4万円
60〜64歳455.6万円
65〜69歳383.6万円
70歳〜450.7万円
出典:ファッションデザイナー|職業情報提供サイトjob tag(年齢別の年収)

ファッションデザイナーは、服のデザイン画を描きコンセプトを決定するクリエイティブ職です。

経験やブランドの規模、個人の実力が年収に直結する職種で、ヒット作を生み出せれば高収入を得られる可能性があります。

関連記事:ファッションデザイナーになるには?目指せる学校や資格・具体的なキャリアパスや向いてる人を紹介!
関連記事:ファッションデザイナーの平均年収|年齢や経験年数別データと年収を上げる方法

パタンナー

パタンナーの年齢別の年収相場は以下のとおりです。

年齢年収相場
~19歳292.5万円
20~24歳322.7万円
25~29歳353.3万円
30~34歳395.4万円
35~39歳445.0万円
40~44歳494.8万円
45~49歳545.8万円
50〜54歳551.0万円
55〜59歳514.4万円
60〜64歳429.5万円
65〜69歳325.5万円
70歳〜366.6万円
出典:パタンナー|職業情報提供サイトjob tag(年齢別の年収)

パタンナーは、デザイナーのデザインをもとに型紙(パターン)を作成する専門技術職です。

デザイナーと同水準、もしくはそれを上回る年収になるケースもあり、技術を磨くほど収入面での成長も期待できます。

関連記事:パタンナーになるには?仕事内容や必要な資格について解説
関連記事:パタンナーの平均年収|年齢や経験年数別データと年収を上げる方法

ビジネス戦略・専門職の平均年収

打合せをしている女性

ビジネス戦略・専門職の年収相場を詳しく紹介します。

マーチャンダイザー(MD)

マーチャンダイザーの年齢別の年収相場は以下のとおりです。

年齢年収相場
~19歳246.2万円
20~24歳356.6万円
25~29歳415.5万円
30~34歳451.0万円
35~39歳553.7万円
40~44歳510.9万円
45~49歳515.3万円
50〜54歳523.6万円
55〜59歳507.6万円
60〜64歳401.3万円
65〜69歳357.6万円
70歳〜276.4万円
出典:マーチャンダイザー、バイヤー|職業情報提供サイトjob tag(年齢別の年収)

マーチャンダイザー(MD)は、商品の企画・開発から販売戦略、在庫管理までを統括する経営に近い職種です。

責任範囲が広く、ブランドの収益を左右する立場にあるため、業界内でもトップクラスの高い年収水準となる傾向があります。

バイヤー

バイヤーの年齢別の年収相場は以下のとおりです。

年齢年収相場
~19歳246.2万円
20~24歳356.6万円
25~29歳415.5万円
30~34歳451.0万円
35~39歳553.7万円
40~44歳510.9万円
45~49歳515.3万円
50〜54歳523.6万円
55〜59歳507.6万円
60〜64歳401.3万円
65〜69歳357.6万円
70歳〜276.4万円
出典:マーチャンダイザー、バイヤー|職業情報提供サイトjob tag(年齢別の年収)

バイヤーは、市場やトレンドを分析し仕入れや買い付けをおこなう職種です。目利き力と交渉力が求められ、ブランドの売上に直結する立場にあるため、経験豊富なバイヤーほど高い年収を得られます。

関連記事:バイヤーになるには?目指せる学校や資格・仕事内容と向いている人を解説!

ファッションスタイリスト

ファッションスタイリストの年齢別の年収相場は以下のとおりです。

年齢年収相場
~19歳268.8万円
20~24歳345.2万円
25~29歳472.5万円
30~34歳521.0万円
35~39歳607.9万円
40~44歳678.0万円
45~49歳689.4万円
50〜54歳736.5万円
55〜59歳692.8万円
60〜64歳580.9万円
65〜69歳428.8万円
70歳〜338.1万円
出典:スタイリスト|職業情報提供サイトjob tag(年齢別の年収)

ファッションスタイリストは、雑誌や広告、テレビなどで衣装をコーディネートする専門職です。

働き方はフリーランスの場合も多く、収入が変動しやすい職種です。アシスタント時代は低収入ですが、人気が出ればテレビや広告で高収入を得られる可能性があります。

関連記事:スタイリストになるには?仕事内容と向いている人を解説!
関連記事:スタイリストの平均年収は?年齢や経験年数別データと働き方による違いを解説

ファッション・服飾・アパレル業界で収入アップを目指す方法

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ファッション・服飾・アパレル業界で収入アップにつながる3つの方法を解説します。

専門性を高め、企画・マネジメント職へキャリアアップする

販売員から専門性を高めていくと、以下のようにキャリアアップも可能です。

  • MD
  • デザイナー
  • 店長
  • エリアマネージャー

マネジメント職へキャリアチェンジすることが、年収アップの確実な方法です。販売員として売上管理や顧客対応の経験を積み、上位職へのキャリアアップを目指しましょう。

語学力・ITスキルといった付加価値をつける

海外ブランドとの取引に必要な英語などの語学力や、EC運営・データ分析に役立つITスキルを身につけることで、市場価値を高められます。

外資系ブランドでは英語力が重視され、成果主義によって高収入を得られる可能性があります。

独立・フリーランスという選択肢もあり

経験を重ねたあとは、フリーランスのデザイナーやスタイリストとして独立も可能です。実力とブランド力があれば、年収を大きく伸ばせるでしょう。

実力が認められたスタイリストは、メディアや広告からの依頼で大幅な収入アップが期待できます。

ファッション・服飾・アパレル業界で活躍するために専門学校で学ぶメリット

談笑中の学生

専門学校での学びが、業界での活躍につながる理由を解説します。

年収アップに直結する専門スキルを習得できる

専門学校では、独学では難しい以下のような専門スキルを効率よく習得できます。

  • パターン制作の知識
  • CAD操作
  • マーケティング戦略

カリキュラムは実践的な授業を中心に組まれており、短期間で即戦力となる技術を身につけられる点が魅力です。

現場での研修を組んでいる学校も多く、卒業後すぐに業界で活躍できる力が養われます。

質の高いポートフォリオ制作と就職サポートがある

年収が高い大手ブランドへ就職するには、質の高いポートフォリオが必要です。専門学校では、コンペやファッションショーなどへの参加を通じて、実践力を磨きながら就職に活かせる作品制作をサポートしています。

また、企業との深いつながりを持つ学校が多く、過去の卒業生が在籍する企業への就職もしやすくなります。

関連記事:服飾・ファッションの専門学校に通うのは後悔する?働きながら通える?学費や就職先も解説!
関連記事:服飾・ファッション専門学校の学費はいくら?大学との比較や費用を抑える方法

まとめ

ファッション・服飾・アパレル業界の年収は職種によって大きく異なり、販売職は300万円台、MD・バイヤーや営業は400万円台後半が相場です。収入を上げるためには、企画・マネジメント職へのキャリアアップ、語学力やITスキルの習得、独立などの選択肢があります。

専門学校では、質の高いポートフォリオ制作と就職サポートを受けられます。実践的なスキルを効率よく学び、ファッション業界での活躍を目指しましょう。

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